AI 不動産管理プラットフォーム「管理ロイド」を開発・運営する THIRD は27日、直近のラウンドで2.4億円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明。このラウンドに参加したのは、双日商業開発、東急不動産ホールディングス(東証:3289)、森トラスト、東京建物(東証:8804)、 阪急阪神不動産の CVC ファンド。
管理ロイドでは、スマホアプリを使うことで、記録から情報管理までを完全ペーパーレス化。最新の点検表をダウンロードして、それに自動転記を行うことも可能だ。メーターなどの値を AI で自動的に読み取る機能も実装していて、それを正常値か異常値かを AI 解析しユーザに伝える機能も備える。不動産管理に関わる一連の業務を、一気通貫で一つのプラットフォーム上で完結できることも強みだという。
ピックアップ:Cox Enterprises Social Impact Accelerator Powered by Techstars ニュースサマリー:スタートアップアクセラレータープログラムを展開するTechStarsは、SGDs分野に特化したプログラム「Cox Enterprises Social Impact Accelerator Powered by Techstars」を開始して…
ニュースサマリー:スタートアップアクセラレータープログラムを展開するTechStarsは、SGDs分野に特化したプログラム「Cox Enterprises Social Impact Accelerator Powered by Techstars」を開始している。今年度選出されたスタートアップは以下の計10社。
今回取り上げる「Cox Enterprises Social Impact Accelerator Powered by Techstars」は、SGDsをテーマとしている。今年5月に選出されたスタートアップが発表され、DemoDayは完全オンラインで実施された。初回はSDGsの教育をテーマにしたスタートアップ3社を紹介する。
市場背景:同社CEO Kai Frazier氏は、低所得者層向けの学校で教員をしていていており、それがこうした社会課題に関心を持つきっかけだったという。歴史を教えていた同氏は、授業での学びを深めるために博物館へ子供達を連れて行きたかったが、移動バスや昼食のための資金の確保ができなかった。Frazier氏の家庭も貧しく日々の生活に手一杯で、家族で旅行に出かけることもできなかった。そのような中、学校の遠足が唯一、今まで知らなかった世界や仕事を体験でき、視野を広げることのできる貴重な機会だった。
生産者(農家や漁師など一次生産者のみならず、商品の加工業者も含む)から贈答先に直接商品が送られるという点では、今週資金調達を発表したポケットマルシェの B 向け版と捉えることもできる。数ある選択肢の中で商品を選んでもらうには生産者によるアピールがカギで、地元カンパニーでは、生産者に商品をスマートフォンで撮影してもらうなどして、ユーザ(潜在的購入者)を魅了するコンテンツ作成にも注力を始めているそうだ。