シリコンバレー発のラーメン自販機「Yo-Kai Express」が東京駅に進出、Suica決済から数十秒であつあつラーメンが食べられる

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東京駅構内で行われたイベント。公開スペースでの開催だったため、メディア関係者以外にも多くの駅利用者らが聞き入っていた。
Image credit: Masaru Ikeda

アメリカのフードテックスタートアップ Yo-Kai Express は東京駅構内でイベントを開催し、日本市場への本格的な進出を発表した。同社は冷凍ラーメンを搭載した自動販売機をアメリカで展開、日本では先月から羽田空港第2ターミナル、首都高芝浦パーキングエリアに自動販売機が設置されている。今回は、Scrum Ventures のオープンイノベーションプログラム「Food Tech Studio」の日本側のエンタープライズパートナーである JR 東日本が協力し、この企画が実現した。

日本での事業戦略を説明する Yo-Kai Express CEO の Andy Lin (林志鴻)氏
Image credit: Masaru Ikeda

東京駅構内に設置される Yo-Kai Express の自販機は4月12日までの期間限定。日本向けに開発されたオリジナルの4種類の味(鶏 Yuzu Shio、東京 Shoyu、札幌 Spicy Miso、九州 Tonkotsu)に加えて、一風堂の博多豚骨ラーメン、IPPUDO プラントベース(豚骨風)ラーメンも提供される。Yo-Kai Express の自販機は、アメリカでは、深夜に仕事をしている際に空腹を満たす手頃なレストランが近くに無いなどのニーズに応え、オフィスビルなどに設置されている。

日本の Yo-Kai Express で提供されるラーメンのレパートリー。独自メニューの開発に、日本市場のローンチパートナーである一風堂も協力している。
Image credit: Yo-Kai Express

日本の都市部では、深夜営業や終夜営業しているレストランが多く、安価で美味な食事を売るコンビニがそこらじゅうにあるなど、アメリカとは少し事情は異なる。しかし、コロナ禍で営業時間を短縮したままの飲食店が多くあったり、リモートワークの定着でコロナ後も流動人口のトレンドが元には戻らない可能性が指摘されたりするなど、飲食業界では変化が起きていて新たな事業機会を見出せる可能性がある。

今回の Yo-Kai Express の日本進出は、Scrum Ventures が世界のスタートアップを日本へ進出支援する試みとしては、昨年10月に日本市場に参入したマイレージアプリ「Miles」に続くものだ。

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