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シンガポールを拠点とする短編映画プラットフォーム「Viddsee」の共同設立者 Derek Tan 氏 が、同社の最高事業開発責任者(CBDO)を退任した。後任がいるかどうかは不明。Tan 氏は非常勤取締役として取締役会に残る。
Tan 氏は2013年1月、CEO の Ho Jia Jian 氏とともに Viddsee を設立。声明によると、Tan 氏は在任中、このデジタル時代に物語を促進し、多様な声に力を与えるという Viddsee の使命において重要な役割を果たした。
アジアのクリエイターの短編映画を紹介するだけでなく、Viddsee はその一部を長編作品に発展させてきた。現在までに、5,000本以上の作品が30億回以上再生されているという。
Viddsee は視聴者に購読料を請求せず、コンテンツパートナーシップとライセンス契約によって収益を得ている。
同社が共同制作した短編映画「Home is Where the Heart Is」は、Mediacorpによって8エピソードのシリーズ化され、今年初めにネットフリックスによってストリーミング配信された。Viddsee のこれまでのパートナーには、シンガポール航空、Vidio、Mediacorp、Vision+、Qalbox などがある。
Tech in Asia のデータによると、Viddsee は2回の資金調達ラウンドで230万米ドルを調達している。
<これまでの Viddsee の軌跡>
- 短編映画プラットフォームの「Viddsee」がディスカバリーチャンネルと提携、一部ドキュメンタリー番組がオンライン観賞可能に
- シンガポールの短編映画プラットフォーム「Viddsee」が、サイバーエージェント・ベンチャーズらから230万ドルを調達
- シンガポールの短編映画プラットフォーム「Viddsee」がAndroidアプリをリリース
- シンガポールの短編映画プラットフォーム「Viddsee」がiOSアプリをリリース
- シンガポールの短編映画プラットフォーム「Viddsee」の視聴ユーザ数が500万人を突破、ハイライト紹介サイト「Viddsee Buzz」がリリース
- KMDのインディーズ映画サイト「node」がシンガポールのViddseeと提携、映画監督の海外進出をサポート
- 東南アジアの短編映画向け映像プラットフォーム「Viddsee」が、地元クリエイターへの支援を望む
【via Tech in Asia】 @Techinasia
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