本稿は、12月9日にグローバル・ブレインが東京で開催している、Global Brain Alliance Forum 2016 の取材の一部である。
東京に拠点を置くベンチャーキャピタルであるグローバル・ブレインは9日、都内で Global Brain Alliance Forum (GBAF) を開催し、第6号ファンドの組成を発表した。LP(limited partner)には、クールジャパン機構、ジェイティービー、三井住友銀行、住友林業(東証:1911)、電通国際情報サービス(ISID、東証:4812)、KODEN ホールディングス、KDDI Open Innovation Fund のほか、大学や海外の機関投資家らが参加する。11月末のファーストクローズ時点で150億円の調達が完了しており、最終的な運用規模は200億円に達するとみられている。
グローバル・ブレインは、第5号ファンドで産業革新機構から出資を受けていたが、官民ファンドという位置づけでは、この流れをクールジャパン機構が引き継ぐ形となる。戦略的 LP と位置付けられる、クールジャパン機構、ジェイティービー、三井住友銀行とは、特にオープンイノベーションの加速においても協力する。
<関連記事>
第6号ファンドの投資対象領域は、IoT/ハードウェア、エンタープライズ・ソリューションズ、ロボティクス、EduTech、コマース、フィンテック、エンターテイメント、ヘルスケア、人工知能、メディア/コミュニケーション、ビッグデータ、アドテック、その他新トレンド。地域は、日本、シリコンバレー、韓国、イスラエル、インドなど。
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する