Chosun Biz の報道を引用した The Korea Herald によれば、Samsung は人工知能関連企業への出資を意図して、10億ドルの新しいファンド組成の計画を検討中だ。
この報道では、アメリカにいる匿名の Samsung 社員が、Samsung が今後、複数の人工知能企業を買収するだろうと語ったと伝えている。
この報道では、Samsung が人工知能へのさらなるファンダメンタル投資を希望しており、2005年の当時出始めだった Android OS の買収チャンスを見過ごしたのと同じ過ちを避けたいとの狙いがあると強調している。このとき取引が成立していれば、Samsung は巨額の利益を得ることができていただろう。
昨年、Samsung は買収に精を出し10社を傘下に収めた。中でも最大だったのは、自動車向けインフォテイメント企業 Harman の80億ドルの買収だ。
人工知能分野では、Samsung はアメリカのパーソナルアシスタント「Viv」を金額非開示で買収しており、今年に入って音声アシスタント「Soundhound」を持つ Nvidia に7,500万ドルを共同出資している。
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