マレーシアのECサイト「Fave」、シリーズBでSequoiaらから2,000万米ドルを調達——東南アジアのGroupon買収、KFitからピボットし業績好調

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Fave のチーム

マレーシアのクアラルンプールに本社を置く e コマースサイト「Fave」が9月7日、シリーズ B ラウンドで Sequoia India、Venturra Capital、SIG Asia Investment などから2,000万米ドルの資金を調達したと発表した。

Fave は小売業者にお得サービスや予約管理、分析ツール、キャッシュバックプログラムを通じ、消費者へのアピールを支援する e コマースサイトである。その他、FavePay と呼ばれるモバイル決済ソリューションも運営している。

同サイトによると、これまで小売業者らに1億米ドルの収益をもたらし、300万人の消費者がFaveの報酬システムを利用し、還元を受けているという。現在、シンガポール、マレーシア、インドネシアでサービスを展開している。

以前は KFit いう名で知られ、定額で様々なジムを利用できるサービスを専門としていた。2016年2月、マッサージとビューティサロンの分野にも進出し、全般的なお得サイトへと転換し始めた。その際、進化をさらに加速させるため Groupon の東南アジア法人を複数買収した。

Sequoia とVenturra は以前から Fave に出資を行っており、これは同社の成長性に確信を持っていることを示唆している。

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【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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