有料アプリと追加ビジネスモデルの欠如、そして何十もの類似したサーピスとの過酷な競争に直面し、この4月に我々が予想したように、中国の独立したAndroidアプリストアは遅かれ早かれ窮地に追いやられそうだ。
GFanのみ、最近500万米ドルを獲得したと聞いたが、NDuoa(早期にShandaが出資した)やeoeMarketのような他の会社は、何をやっているのかさえわからない。そして、我々はある人気のAndroidアプリストアが安値で(資金の枯渇によって)大手によって買収されるとさえ耳にした。不運にも、今、状況は更に悪くなっており、最大手のTencentが独自のAndroidアプリストアを発表したところだ。
いつものように、Tencentは非常に良い製品を出してくる。Tencent App Centerと名付けられたアプリストアには素晴らしいUIがあり、UXもよい。それにTencentは他のアプリストアとは異なり、とても洗練され、友人達と情報を共有でき、いいところに対してコメントもできる。
つまり、持っているQQアカウントでアプリセンターにログインすると、QQのコンタクト内の人たちの間でどのようなアプリがダウンロードされているのか、またそのアプリに対するメントを見ることができる。QQ、Eメール、SMSでアプリをランク付けし、共有などもできるのである。
このアイデアはFrienzApp、Chomp、AppGroovsなどと同じであるが、明らかに異なっているのはTencentアプリセンターはすでに数億のQQユーザーをとらえているということだ。
それでは、Tencentや他のアプリストアはどのように利益をあげているのだろうか。主に広告収入だ。MobWINはTencentのモバイル広告サービスである。
【via Technode】(@technodechina)
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