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「Lightning Lab」が目指す“ビットコイン版VISA”の可能性、その驚きの送金手数料

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ピックアップ:Lightning Labs Raises $10M Series A to Be the ‘Visa’ of Bitcoin ニュースサマリー:Bitcoinの決済処理性能の向上を目的とするスケーリング技術「Lightning Network」を開発するLightning Labsは2月5日、Craft Ventures、Slow Ventures、Avichal Garg of …

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Image Credit : Lightning Labs

ピックアップLightning Labs Raises $10M Series A to Be the ‘Visa’ of Bitcoin

ニュースサマリー:Bitcoinの決済処理性能の向上を目的とするスケーリング技術「Lightning Network」を開発するLightning Labsは2月5日、Craft Ventures、Slow Ventures、Avichal Garg of Electric Capital、Ribbit Capitalなどから合計1,000万ドルを調達した。

Lightning Labsは2018年のシードラウンド時点で、スケーリング・ソリューション「LND」のベータ版をリリース。TwitterおよびSquare CEOのジャック・ドーシー氏やLitecoin創業者のCharlie Lee氏、元Paypal COOのDavid Sacks氏らから計250万ドルの資金調達した実績を持つ。

2019年6月にはモバイル・ウォレットの提供を開始し、現在では有料ペイメント・サービス「Loop」を開発・提供している。

Screenshot 2020-02-06 at 11.55.59 AM
Image Credit : Lightning Labs

話題のポイント:Lightning Networkは、銀行間決済で言うところのVISAの様な存在だと考えるとわかりやすいでしょう。現時点でVISAの秒間処理スピードが約1700件程度だとされているのに対し、Bitcoinは毎秒7〜8件程度と、今のままではとても使いものになりません。そこでLightning Networkが登場します。

Craft Venturesのディレクターであり、Lightning Labの取締役の一人であるBrian Murray氏が、Lightning Networkについて以下のような説明をしています。

Bitcoinがグローバルなペイメント・ネットワークへと進化するためには、ベースレイヤー(1st Layer)を越えて拡張を成功させる必要があります。VISAが銀行間の決済処理を肩代わりし、パフォーマンスを向上させているのと同様、Lightning NetworkがBitcoinブロックチェーンの決済処理パフォーマンスを向上させ、手数料の低下をもたらす可能性があるでしょう。

言い換えれば、銀行の決済性能では処理できない量の取引を、Lightning Networkが代わりに行なってくれることを意味します。

Lightning Networkにより、処理数が数千にも拡大する可能性があります。処理性能が大きく飛躍を遂げ、高いパフォーマンスを達成した際には、同技術を活用したマイクロペイメントやサブスクリプション・サービスなどの登場も期待できるでしょう。

さて、筆者は最近、国際送金を行う機会がありましたが、有名な送金サービス「Transferwise」が銀行による国際送金の8分の1程度のコスト(手数料)で送金サービスを提供していることに驚きました。約50万円の送金コストは4300円程度で、これはクレジットカードの海外キャッシングのコスト(利息)と比較しても半額になります。

しかしその後、Bitcoinの決済手数料を確認すると、50万円ほどの送金にかかる手数料がわずか15円程度であることに衝撃を受けました。もちろんネットワークが混雑している場合は手数料は高騰し、着金も遅延しますから、今以上にBitcoin送金に需要が生まれれば、このクオリティは維持できないでしょう。

ただ、Lightning Networkが普及すれば、ネットワーク混雑時も価格・スピードを低く維持できます。そう考えると、送金通貨としてのビットコインの可能性には大きな期待が高まります。ジャック氏を含む数々の起業家らがLightning Networkの可能性に魅せられる理由も理解できるのではないでしょうか。

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収益は前年比3倍、Square社の“Cash Appビットコイン売買サービス”が伸びているらしい

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ピックアップ:First-Time Bitcoin Buyers ‘Doubled’ in Square’s Q3 Report ニュースサマリー:11月6日、ジャック・ドーシー氏率いる「Square」が同社モバイル・ペイメントアプリ「Cash App」内で提供するビットコイン売買サービスの2019年第3四半期の収益を公表した。収益全体は1億4,800万ドルに到達し、昨年同時期(2018年第3四半…

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ピックアップFirst-Time Bitcoin Buyers ‘Doubled’ in Square’s Q3 Report

ニュースサマリー:11月6日、ジャック・ドーシー氏率いる「Square」が同社モバイル・ペイメントアプリ「Cash App」内で提供するビットコイン売買サービスの2019年第3四半期の収益を公表した。収益全体は1億4,800万ドルに到達し、昨年同時期(2018年第3四半期)の収益が4,300万ドルであったことから前年比3倍以上の成長となっている。

レポートでは、”初めてビットコインを購入するユーザーが2倍に増加したこと”が強調されている。なお、ビットコイン売買サービスの運用に1億4,600万ドルほどのコストがかかっているため、実質的な利益は200万ドルほどとされている。

話題のポイント:収益拡大の一方、利益はやや寂しい結果になっているようです。利益率の低さもあり、ビットコイン取引サービスはSquareのサービス全体から見れば未だわずかな利益しかあげることができていません。

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Image Credit : Square Q3 2019 Shareholder Letter

上記のグラフでは、昨年同時期(2018年第3四半期)からのSquare全体の収益の増加(左グラフ)と、利益の増加(右グラフ)を見ることができます。右側の利益グラフを見ると2019年第3四半期の収益は5億ドル、ビットコインの利益は200万ドルですから、その割合はわずか4%程度だということが分かります。

今後は利益率の上昇のため、Cash Appはビットコインの購入に一定の手数料を設ける施策を打つ予定であると発表しています。具体的にはこれまで取引のスプレッドだけを徴収していたのに対し、今後はそれに加えてサービス手数料をとる形へ変更する予定です。

手数料はビットコイン自体の価格変動に連動し随時変動するとされており、現段階では1 – 1.75%周辺を推移しているといいます。

SquareがCash Appをローンチしたのは2015年。ビットコイン売買機能を追加したのは2017年で、どちらのサービスも順調に成長し、Cash Appユーザーも拡大し続けています。先日同社は株式の売買機能の追加も発表し、さらなる利便性向上・利用拡大のため、サービス多角化を図っていることが伺えます。

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ビットコインの次は株式ーーSquareのモバイル決済アプリ「Cash App」が株式取引機能を追加か

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ピックアップ:Jack Dorsey’s Square Is Testing a New Free Stock-Trading Service ニュースサマリー:ジャック・ドーシー氏率いるSquareのモバイル決済・送金アプリ「Cash App」が、同アプリ内に株式売買機能を追加するとBloombergが報じている。具体的なローンチ日程は未定だというが、チームによるテストは既に始まって…

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ピックアップJack Dorsey’s Square Is Testing a New Free Stock-Trading Service

ニュースサマリー:ジャック・ドーシー氏率いるSquareのモバイル決済・送金アプリ「Cash App」が、同アプリ内に株式売買機能を追加するとBloombergが報じている。具体的なローンチ日程は未定だというが、チームによるテストは既に始まっているという。Cash AppはSquareが2015年に公開したモバイル決済・送金アプリで、ユーザー同士のP2P取引や、同アプリと銀行アカウント間の入金・引き出し機能を提供している。

話題のポイント:今回のニュースに加え、Cash Appは既にビットコイン売買機能の追加しているという事実から、同アプリが単なる決済・送金アプリから脱しようとしていることが分かります。ビットコインの売買機能の提供開始は2018年1月。2018年は一年を通してビットコイン販売高の増加を達成するなど、一定の成果をあげています。

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Source : Kevin Rooke Twitter Post

厳密に言えば、ビットコイン取引量は増加し5,250万ドルほどの売り上げを出している一方で、運用に約5,200万ドルほどコストがかかっているため、実際の収益は約50万ドル(5400万円)ほど。

Cash Appがビットコイン取引に取り組む背景としては、ペイメント企業として新しい決済技術に興味を示している面と、ジャック・ドーシー氏自体がビットコインに対する強い期待を持っている面の二つの側面が挙げられます。Square社自体がビットコイン関連のチームを有しており、研究開発を行なっていることも忘れてはいけません。

<参考記事>

話を株式取引機能に戻しましょう。ビットコイン取引機能は、仮想通貨取引所(販売所)との競合を意味していました。一方、株式取引所機能の追加はロビンフッドなどのセカンダリ・オンライン株式取引所と競合することを意味します。

ロビンフッドは取引手数料無料という強力な価値を提供することで、創業から6年にも関わらず企業評価額が75億ドルに達しているフィンテック・カンパニーです。ちなみに同社は現在ETF(上場投資信託)や仮想通貨取引サービスも提供しています。

ロビンフッドはその他にも複数種の投資オプションを提供していますが、一方でSquareは初期段階からそれほど多機能なオプションは提供できていません。強力な先行者が存在するオンライン証券取引のフィールドで、Cash Appが一体どのような形でどんな投資家を対象にマーケット・インするのかといった点に注目が集まります。

Cash Appがビットコイン取引に始まり、株式取引サービスにまで多角化させる背景には、Cash Appサービス自体の好調があります。Square社は昨年12月にCash Appのアクティブ・ユーザーが1,500万人を突破したと発表しています。現在はそれを土台に、新しい技術・市場開拓に投資することで、同アプリの利便性向上を図り、さらなるユーザー増加を目指していると言えるでしょう。

Image Source&Credit : Cash App, Google Play

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創業者も賞賛、Twitterでビットコイン投げ銭できる「Tippin」登場ーーLightning Networkの送付体験はいかに

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ピックアップ:You Can Now Send Bitcoin Tips Over Lightning on Twitter ニュースサマリー:TwitterからBTC(ビットコイン)で投げ銭を可能にするChromeエクステンションが登場している。Tippinが17日から公開しているもので、ライトニングネットワークを通じてBTCチップが送付できる。 TippinのChrome機能拡張インストールし…

coffee smartphone twitter application
Photo by freestocks.org on Pexels.com

ピックアップ:You Can Now Send Bitcoin Tips Over Lightning on Twitter

ニュースサマリー:TwitterからBTC(ビットコイン)で投げ銭を可能にするChromeエクステンションが登場しているTippinが17日から公開しているもので、ライトニングネットワークを通じてBTCチップが送付できる。

TippinのChrome機能拡張インストールしておけば、Twitterのツイート画面にLikeやRetweetに加えライトニングネットワークを表す「⚡(雷)」マークが表示され、BTC送金用のQRコードを表示させることができる。アプリケーション自体はβ段階だが、問題なく利用することが可能だ。

https://twitter.com/tippin_me/status/1096826447526801410

話題のポイント:実際にTippinのChromeエクステンションをインストールしてみました。(注意:Twitter連携するとメールアドレスへのアクセスもありますので、取得される情報については各自ご注意ください)Twitterを開くと以下のように雷マークが表示され、BTCをライトニングネットワーク経由で少額送金することが可能となります。

Capture.PNG

さて、ライトニングネットワークを用いたトランザクションは日に日に拡大を続けています。ライトニングネットワークの詳細を解析可能なサービス「1ML.com」では、現在のノード数、チャンネル数、キャパシティー数(処理能力)の具体的な数値やそのロケーションなどを確認することができるので、興味ある方はチェックしてみてください。

Capture.PNG
Credit: 1ML.com

まず、ノード数ですが22日時点で6515ノードあり、全体のチャンネル数は2万9562個存在しています。また、ネットワークにおける処理能力は715BTCといったところで、次のようなスピード感で増加しています。昨年の半ば以降から急激な上昇があり、2018年10月に112.3BTCだったものが、今は710BTCものトランザクションを捌けるようになっています。

Capture.PNG地域別にみると特に米国や欧州にて利用されるケース(あくまでノードのロケーションですが)が増えてきている傾向にあります。現時点で誰でも抵抗なく利用できるとまでは言えませんし、ライトニングネットワーク自体もβ段階です。

そういう意味でも今回のTwitterという、マスユーザーが存在するプラットフォームでの実践的なTippinの取り組みは大きな意味を持つように感じます。Twitterの創業者、ジャック・ドーシー氏もこのようにTippinの取り組みを称賛していました。

コーヒーがBTC払い可能になる未来が近くなってきたかもしれません。

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世界中の株式やETF、暗号通貨をビットコインでシームレスに買えるAbraーー5ドルから購入、155カ国で利用可能に

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ピックアップ:Abra App Unveils Apple Stock Price Exposure Pegged To Bitcoin ニュースサマリー:オールインワンで暗号通貨ウォレット並びに取引所のサービスを提供する「Abra」が6日、ビットコインで世界中の株式またETFを購入可能なサービスを開始すると公表した。 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界のスタートアップシーンの話題、BRI…

2019-02-10 8.55.34

ピックアップAbra App Unveils Apple Stock Price Exposure Pegged To Bitcoin

ニュースサマリー:オールインワンで暗号通貨ウォレット並びに取引所のサービスを提供する「Abra」が6日、ビットコインで世界中の株式またETFを購入可能なサービスを開始すると公表した。

Abraが公表したブログでは最低5ドルから株やETFに投資が可能で、世界155の国で利用可能になるという。また事前登録したユーザーに限り、2019年度における取引手数料が無料になる。株式はまず、FacebookやApple、AmazonそしてGoogleなどの大手中心に取り扱う。ETFについてはVanguard GrowthやS&P500などの提供が予定されている。

https://twitter.com/AbraGlobal/status/1093139786150248449

話題のポイント:日本からも海外株式やETFへの投資は可能です。しかし、日本の証券会社を通すと1回の取引に手数料がかかりますし、仮に、現地の証券会社に口座を開設した場合でも、現地通貨の銀行口座を用意したり、通貨の国際送金が必要があるなど、なかなか手間がかかります。

この解決に有効と言われているのがブロックチェーンです。

有価証券をトークン化することによる流動性の向上や、スマートコントラクトの実行による業務の簡略化、24時間トレーディング市場の実現など、今回発表があったAbra以外にもPolymathなど様々なプロジェクトがその実現へ向けて動いています。

Forbesの記事によれば、Abraの仕組み(特に株やETFなどの金融商品)は「crypto-collateralized contracts(暗号で担保された契約)」と呼ばれるオプションで、現在Abraが運用している暗号通貨と法定通貨のトレードと同様に購入可能になるようです。なので、おそらく法定通貨ー暗号通貨ー株ーETFなどの商品をスマホアプリひとつでシームレスに取引できるようになるのでしょう。

冒頭のAbraが示す画面イメージの通り、どこかで聞いたことはある企業の株式や暗号通貨、先物などの金融商品を容易に、しかも世界のどこからでも購入できる世界観はまさに、未来の金融の形を表してくれているのではないでしょうか。

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フランスのタバコ店、2019年1月からビットコインとイーサリアムの販売を開始

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人々の生活に欠かせない存在となっているフランスのタバコ店。現在タバコ、新聞、雑誌、宝くじが売られているが、来年1月から仮想通貨も商品として追加するという。最も伝統的だと言われる同国のタバコ店が、未来へと進出する。 国内2万7,000店のタバコ店を代表するフランスタバコ事業者連合(La Confédération des Buralistes de France)は、消費者にビットコインとイーサリア…

French Red And White Sign Tabac
Image credit: Benjamin Sibuet / 123RF

人々の生活に欠かせない存在となっているフランスのタバコ店。現在タバコ、新聞、雑誌、宝くじが売られているが、来年1月から仮想通貨も商品として追加するという。最も伝統的だと言われる同国のタバコ店が、未来へと進出する。

国内2万7,000店のタバコ店を代表するフランスタバコ事業者連合(La Confédération des Buralistes de France)は、消費者にビットコインとイーサリアムを販売する計画を承認したと発表した。1月にまず3,000ヶ所で開始され、最終的にはフランス全土のタバコ店で本格展開される予定だ。

今年、仮想通貨の価格が急落しているため、読者が思っている通りタイミングがあまり理想的ではない。また今週(原文では11月最終週)になって、2018年の最安値を更新している。この取り組みはタバコ店に新たな収入源を生み出す可能性がある一方、一般市民が仮想通貨も持つことにどのくらい興味を示すのかが依然不透明である。

しかし、平均的な人でも仮想通貨に参入しやすくなるというメリットがある。この計画はパリに拠点を置くデジタルアセットウォレット・決済プラットフォーム、Keplerk と提携して行われている。


消費者は原則、タバコ店で現金を支払った後コードを取得する。コードは KeplerK のプラットフォームで使用することができる。それにより、デジタルウォレットに仮想通貨の資産が追加される。

この開発はフランスにおいて、仮想通貨やブロックチェーンの関心が高まっている証である。同国はイニシャルコインオファリング(ICO)を支えるため新たな規制を設けている最中で、この2つのテクノロジーは未来に向けて必要不可欠だと位置付けている。

【以下、更新】

この内容が嘘か本当か、現在議論が行われている。例えば、この計画が報じられた当初、フランスの新聞 Le Monde は声明で「フランス銀行は承認していない」と述べ、報道を否定した。

しかし、VentureBeat が KeplerK に直接コンタクトを取ったところ、同社のスポークスマン兼戦略担当ディレクターである Adil Zakhar 氏が「確かにパートナーシップを結んでおり、1月からタバコ店でビットコイン販売を開始する予定」だと認めた。報道が錯綜しているのは、フランスにおける仮想通貨に関する明確な規制システムの欠如が原因だと、Zakhar 氏は述べている。

また、KeplerK は規制当局であるフランス健全性監督破綻処理機構(ACPR、L’Autorité de contrôle prudentiel et de résolution)との提携に向けて協議中だと話す。同機構はフランス銀行の一部であるが、監査の役割を果たしている。

Akhar 氏によると ACPR はまだ正式に計画を承認していないが、反対の意思は全く示していない。現行のフランスの法律では、ビットコインを販売するにあたりライセンスを取得する必要がないという。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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タバコ屋でビットコインが買えるようになる?ーーフランスの3000店舗が来年1月から暗号通貨の販売を計画

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ピックアップ:French tobacco shops will sell Bitcoin and Ethereum starting January 2019 via VentureBeat ニュースサマリ:フランスでタバコを販売する業界団体「French Confederration Nationale des Buralistes(フランスタバコ販売連盟)」がビットコインとイーサリアムの販売…

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Photo by Kaique Rocha on Pexels.com

ピックアップ:French tobacco shops will sell Bitcoin and Ethereum starting January 2019 via VentureBeat

ニュースサマリ:フランスでタバコを販売する業界団体「French Confederration Nationale des Buralistes(フランスタバコ販売連盟)」がビットコインとイーサリアムの販売を計画していると報じられている。VentureBeatが22日に伝えているもので、対象になるのは団体に加盟している2万7000店舗。

2019年1月から3000店舗で開始してその後順次全店舗に拡大するという。パリに拠点を置くデジタルアセットのウォレットと決済プラットフォームである「Keplerk」と提携して実施される模様。ただしこの報道の後、Keplerkのスポークスマンはこの提携がフランスの暗号通貨関連規制当局によって正式な承認を得ていないことも伝えており、実施されるかは不透明だ。

話題のポイント:タバコ屋さんで暗号通貨販売と聞くとなんかちょっとアレな感じしますが、要はコンビニでのビットコイン販売に近い話題ですね。実は先日、国内で開催されたブロックチェーンカンファレンス「NodeTokyo」でも同様に暗号通貨をコンビニで販売する計画を耳にしました(日本国内ではないです)。

イメージとしてはiTunesカードがコンビニで売ってるのに近いです。確かにDappsゲームのデジタルアイテムを購入するためにビットコインやイーサリアムが必要になっても、KYCが徹底されつつある暗号通貨購入は結構ハードルが高く、ここの問題を解決する方法としてこういったコンビニ等での販売は理解しやすいところです。

タバコショップでの販売方法は現金で暗号通貨のコードを購入し、KeplerKのデジタルウォレットで受け取るというもので、ここでの身分証明については明確な説明はありませんでした。ただ冒頭にも書いた通り報道は混乱してて、確かにタバコ販売連盟とKeplerKは提携してて販売は開始するのですが、規制当局は「承認しないが反対もしない」という玉虫色の判断をしているようです。

いわゆるマネロンの危険性はなくもないですが、あんまりガチガチにしてしまうと普段使いは夢のまた夢になりますから、個人的にはこういった小売店での販売は促進してもらいたいと思う派です。

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ビットコインの次は「社会実装」にありーーMS × LayerX 特別対談/ブロックチェーン社会実装前夜(前編)

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本稿は11月18日から20日まで東京ミッドタウン日比谷で開催されるブロックチェーンカンファレンス「NodeTokyo 2018」編集部による寄稿 ビットコインによって社会的な認知を獲得したブロックチェーン。決済や流通をはじめ、社会的な実装が語られることが多くなってきた一方、まだまだ実生活での「手触り」を感じるまでには至っていない。 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界のスタートアップシーンの…

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本稿は11月18日から20日まで東京ミッドタウン日比谷で開催されるブロックチェーンカンファレンスNodeTokyo 2018編集部による寄稿

ビットコインによって社会的な認知を獲得したブロックチェーン。決済や流通をはじめ、社会的な実装が語られることが多くなってきた一方、まだまだ実生活での「手触り」を感じるまでには至っていない。

ではこの技術、一体いつ、どういう形で私たちの生活に関わってくるのだろうか?

社会からブロックチェーンが求められるためには

本稿では「社会実装前夜」をテーマに、日本マイクロソフト「デプロイ王子」でおなじみ廣瀬一海氏と、新進気鋭のブロックチェーン・カンパニー「LayerX」CTOを務める榎本悠介氏(@mosa_siru)が語った内容をお伝えする。(インタビュワー:増渕大志/構成・執筆:平野武士)

3人の話はまず、ブロックチェーンを取り巻く現状認識から始まった。

社会実装というテーマでお二人に意見お伺いします。まず現状の認識は?

榎本:to C向けにわかりやすく提示される未来はまだまだ先かもしれませんね。国内のリーガル面はもちろん、UXもまだまだ課題がありそうです。例えばゲームをするためにわざわざボラティリティの高い仮想通貨を購入してウォレットに送金、プレイまでの処理に10分以上待たされたり。

廣瀬:ブロックチェーンが必要かと言われたら言うまでもなく必要です。

ブロックチェーンというテクノロジーは「Peer to Peerで関係するそれぞれが疑いあうことなく、コンセンサスアルゴリズムという社会ルールに委ね、誰もが信用できる真正性のある共有場所を設ける方法論」です。このような仕組みは今までありませんでした。

榎本:金融面はもっと早く浸透するでしょうね。現在は証券のトークン化(セキュリティ・トークン)がトレンドになっており、USで実際にリーガル面をクリアしてプラットフォームになろうとしているプロジェクトがいくつもあります。

ICOという「何でもアリ」からルールが徐々に整備されてきた

榎本:AML(アンチマネーロンダリング)やKYC、証券の持ち主、リーガル(ロックアップ期間等)がある程度のレベルまでコード上で透明化・一元化されますし、それにより流動性があがったり、収益配分もスマートコントラクトで自動化されるようになるかもしれません。金融、信託、保険など、そういったわかりにくいところから浸透していき、必要なパーツやキラーアプリが出た段階で、一気に広まっていくイメージは持っています。

廣瀬:あと、母体数が少ない企業ではコンソーシアム型での活用が先行しているように感じますね。結果として気が付いたら間接的にブロックチェーンを使っているケースって既に始まってたり。

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確かにICOや取引所というインパクトによって社会的にこのテクノロジーが顕在化した結果、自律的な合意形成の手法の認知が広がりつつあります

廣瀬:今後もっと社会を模倣するように様々なコンセンサスアルゴリズムが出てくるのではないでしょうか。実際PoAはグループにおける承認者という社会を実際に反映したアルゴリズムですし。

社会のルール=コンセンサスアルゴリズムとなるわけで、社会の多くの人から信頼されるのは、時間がかかります。一方で技術が枯れ、この仕組みがうまく機能すると人々が認知し、信用した時には誰しもがこの共有場所を使っていると思いますね。

LayerXへの取材で以前、福島良典さんはこれらのコンセンサスアルゴリズムを「個人が株式会社のように振る舞える新しい経済基盤」と表現していました

榎本:例えば今、アカデミックな研究者は給与面において博士過程にいくインセンティブがほとんどなかったりします。これは基礎研究からの応用研究、企業利用、その後の売上という長い期間をもってはじめて、パテントに価値が出るからです。

ここでもし、パテント相当のセキュリティ・トークンが発行できたらどうでしょう?研究が具体化していくにつれて、トークンを欲しがる人が増え、価格が上がります。研究が適切に価値評価されるようになるんです。もちろんリーガル的な面もあるでしょうが、そういう世界がきたら良いなと。

権利処理が細かくなればなるほど自律的なシステムでなければ実現できない

榎本:配当が半自動的に執行されれば配当にかかるコストも大幅に緩和されるでしょう。ブロックチェーンが真に発展すれば、あらゆる公共財が適切に評価されるようになるかもしれません。極端な話、道端のゴミ拾いという行動にすら価値がつくとしたら面白いですよね(笑)。

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社会実装を前提としたビジネスモデルの手法、可能性

現状でブロックチェーンのマネタイズモデルと言えば取引所やコンサルティング、監査などが挙げられる。ここにはどのような勝ち筋があるのか?引き続き二人に話を聞く。

では、話題を変えてビジネスについて。どこに注目していますか

廣瀬:電気、ガスなどのエネルギー産業の価値交換のエリアは注目していますね。ここが自由化すればC to CやC to Bの取引活発化が予想されます。また、トレーサビリティについて言えば特にリテール(小売り、流通)の分野での利用が盛り上がっています。

交通や予約、マイルなど、非接触のICカードで実現しているものに相当するシステム構築も可能性が高いです。海外では既に小売店でマイルが使えたりするケースもありますし、各交通機関が一つの予約台帳を共有することで、車や飛行機、電車などをシームレスに予約する仕組みなども期待できますよね。

暗号通貨取引に代表されるようなシンプルなものから、より社会に影響のある事業モデルに拡大していく

榎本:取引所ビジネスはもはや金融の文脈になりましたし、マイニングも競争が激化しており、国内ICOもリーガルに基づいて実施するなら難しい状態です。

ブロックチェーン領域の変化速度は海外中心に圧倒的に速く、たとえば今年始めにかけて熱狂化したICO市場は沈静化しており、毎月1000億円をこえていた合計調達額も、現在は350億円程度になっています。普通のベンチャーのように、エクイティで調達するプロジェクトも多くなってきました。わかりやすくマネタイズできるモデルは一瞬にしてなくなったと考えていいんじゃないでしょうか。

なるほど。まだ社会実装可能なビジネスがスケール感云々を持つには時期尚早と

榎本:正直にいえば、どうやってお金にしていくかは各社が模索している段階ですね。弊社でも毎週のMTGで軌道修正が発生するような、それくらい変化が激しい領域です。ひとつポイントを挙げるとすればステーブルコイン(法定通貨にペグされたトークン)です。これはブロックチェーン事業を成り立たせるための必須パーツと考えています。

ここ最近、話題の中心になることも多くなりました

榎本:法定通貨相当がブロックチェーン上に載せられれば、支払いに安心して使えるのはもちろん、DEXによって必要なコインやトークンに変換することもできます。ユーザーはブロックチェーンを意識せず、多様なDappsを法定通貨で利用することができるメリットがあるんです。そういった意味で、人々をブロックチェーンの世界につなぐゲートウェイのような役割を果たすのではと考えています。

廣瀬:あと、まっさらなブロックチェーンのみを使ったビジネスモデルというよりは、現在の事業や業務ワークフローに対して改善するようなケースに適用する例は増えるんじゃないでしょうか。例えばマイクロソフトと提携した「ALIS」のように、SNSという既存のビジネスモデル加えて、ブロックチェーンのエコシステムを取り込むところもあります。

また、医療では治験過程の管理や医療機関、薬局などの間でネットワークを組むことで第三者証明型のデータを扱うということも考えられます。

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既存事業がブロックチェーンの有用性に気がついて取り組みを開始するためには何らかのアプローチが必要になります。コンサルティングビジネスなどはその例ですよね

廣瀬:エンタープライズ企業からのコンサルティング依頼は確かに増えるでしょう。ただ最終実装までコーディネートできることや、実装に対してSIerなどと共同で対応する仕組みが必要です。

また、スマートコントラクトを記述するエンジニアの教育事業もあります。記述されたコントラクトコードのセキュリティチェックを行うなどのビジネスモデルも芋づる式に出てくるのではないでしょうか。

榎本:こういった変化が激しい業界の中で、とにかくその中にいて情報が集まる、見通しの良いところにいることも大事です。福島(良典氏/代表取締役社長)も、この激しい環境に100%コミットできるよう、Gunosyの代表取締役をおりてLayerXを立ち上げましたし。

弊社は国内外のプロジェクトの動向を常に追い、その知見をコンサルティングに活かしています。

毎日の技術・ビジネス両面の勉強会を通して知見を蓄積してますし、形式的検証をはじめR&Dを専門に手がけるチームも作りました。もはやブロックチェーンは企業や個人が片手間で追えるような領域でないのは断言できます。(後半につづく)

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中国のビットコイン採掘者、鉄道網から盗電した罪で3年半の懲役

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中国の鉄道網からビットコインの採掘活動に使用するため電気を窃盗した罪を認めたとして、中国人男性に対し、3年半の懲役と10万人民元(約160万円)の罰金の有罪判決が出た。現地メディアが報じている。 中国北西部に位置する山西省大同市出身の Xu Xinghu(徐興華)氏は、昨年11月から12月にかけて、鉄道網の電力線から10万4,000人民元(約170万円)相当の電気を窃盗し、近くに借りた家でビットコ…

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Image credit: 123RF / Milovan Drecun

中国の鉄道網からビットコインの採掘活動に使用するため電気を窃盗した罪を認めたとして、中国人男性に対し、3年半の懲役と10万人民元(約160万円)の罰金の有罪判決が出た。現地メディアが報じている

中国北西部に位置する山西省大同市出身の Xu Xinghu(徐興華)氏は、昨年11月から12月にかけて、鉄道網の電力線から10万4,000人民元(約170万円)相当の電気を窃盗し、近くに借りた家でビットコイン採掘機50台と冷却ファン3台を稼働するのに使用していた。

今年4月までに Xu 氏が採掘したのは、3.2ビットコイン、12万人民元相当(約195万円)だった。判決後、9月に採掘機器は押収されたが、報道されたのは10月8日だった。

中国の仮想通貨取引とイニシャルコインオファリングへの取締りにもかかわらず、ビットコインの採掘は中国国内で禁止されていない。つまり、大量の計算処理作業を実施するために適切なハードウェアとインターネット接続があれば、誰でも合法的にビットコインを採掘できる。

高額な電気料など多くの投資や関連費用がかかるビットコインの採掘は、一般市民にはほぼ不可能だ。1ビットコインの採掘には平均1万8,000キロワット時の電力を消費するため、電力供給を確保するために違法な手段を求める人もいる。

電力を違法に窃盗した罪で逮捕されたのは、Xu 氏が初めてではない。2016年には、中国北部の黒竜江省大慶市当局が、同市の石油精製所から電気を盗んだビットコイン採掘グループを取り締まった。

4月には、中国南部の一家が、同じくビットコイン採掘の目的で、省が所有する送電網から電気を盗んでいたことが発覚した。

ビットコインの価格が下落する中、採掘で採算をとるのは難しくなってきている。ブロックチェーンサイト「Walian(挖鏈)」によると、ビットコインの価格が4万4,000人民元(約71.5万円)以下になると、採掘者は利益を得られないという。ビットコインの価格は、現在約4万5,680人民元(約74万円)だ。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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世界最大のビットコインマイニング企業Bitmain(比特大陸)、香港でのIPOを申請——調達額は、FacebookのIPOを超える規模に

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Bitmain(比特大陸)は、香港証券取引所での新規株式公開(IPO)を正式に申請した。 先月には、北京を本拠とするビットコインマイニングの巨人である同社が1,800万米ドルを調達した Facebook を上回る IPO を計画していると伝えられた。IPO が成功すれば、Bitmain の時価総額は400~500億米ドルのレンジとなる。同社は8月4日に10億米ドルのプレ IPO の投資を登録し、昨…

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Image credit: Bitmain(比特大陸)

Bitmain(比特大陸)は、香港証券取引所での新規株式公開(IPO)を正式に申請した。

先月には、北京を本拠とするビットコインマイニングの巨人である同社が1,800万米ドルを調達した Facebook を上回る IPO を計画していると伝えられた。IPO が成功すれば、Bitmain の時価総額は400~500億米ドルのレンジとなる。同社は8月4日に10億米ドルのプレ IPO の投資を登録し、昨日には目論見書を発行した。

これによると同社の今年上半期の純利益は7億4,270万米ドル、前年同期比で約8倍増だった。今年上半期の収入総額は28億米ドルだった。同時期、マイニング機器の販売収入は、全収入の94.3%を占めた。残り3.3%は同社によるマイニング事業、1.5%はマイニングプールの運営からの収入だった。

2018年6月30日時点で、Bitmain は四川省、新疆ウイグル自治区、内モンゴル自治区など国内11ヶ所でマイニングを行っている。マイニング機器をすべて合わせると20万台となるが、それは以下2つのプールに分割されている。BTC.com と AntPool(螞蟻鉱池)だ。コンサル会社の Frost & Sullivan によると、2017年時点で同社は ASIC(特定用途向け集積回路)に依存する世界最大の仮想通貨マイニング企業だった。

とりわけ目論見書によると、同社は堅調な成長を続けている。2015年から2017年にかけて、同社の年平均成長率(CAGR)は328.2%だった。

しかしながら、同社のIPO計画は、仮想通貨業界における競争の激化と中国本土での規制強化に関する懸念があるという問題を抱えている。マイニングメーカーの競合大手2社(いずれも中国企業)は今年初めにIPOを申請した。世界第2位のマイニングハードウェアメーカーの Canaan Creative(嘉楠科技)は5月に香港での IPO を申請した。6月には3番手の Ebang(億邦)がこれに続いた。

Bitmain で予定されている IPO のスケジュールや売り出される株式数は、公表された目論見書には記載されていない。最終的な時価総額についても現段階では不明である。

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【via Technode】 @technodechina

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