ニュースとコラム 北京のスタートアップがTaobao(淘宝)でクラウドソーシングによる資金調達を試みる Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) Taobao(淘宝) クラウドソーシング 【原文】 クラウドソーシングは欧米ではますます一般的となっている資金調達の手段だが、まだそのコンセプトは中国で本当に定着したとはいえない。しかし、それはクラウドソーシングを活用したいという願望がないということを意味するわけではない。状況によっては、出資を受けることが難しいこともあり得る。 そこで、北京を拠点とするスタートアップ、Meiwei Media(美微伝媒)は斬新なアプローチを考えた。Tao… Tech in Asia 2013.04.01
ニュースとコラム 収益化を狙う中国のメッセージアプリWeChat(微信)、企業アカウント向け「カスタムメニュー」機能のベータテストを開始 36kr Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) Tencent(騰訊) WeChat/Weixin(微信) メッセージング 【原文】 TencentのWeChat(中国ではWeixin=微信として知られる)は、ユーザ数が3億に達していることから見ても、巨大なアプリだ。けれども、中国のテック系企業はマイクロブログのWeiboから、何億というユーザ数は必ずしも大きな利益を生み出すわけではなく、ユーザをイライラさせずに収益化するのは無理な注文であることを学んだ。 中国のスタートアップブログである36krは、WeChatが新機… Tech in Asia 2013.03.12
ニュースとコラム ウェブジャーナリストDeng Fei(鄧飛)氏が中国の水質汚染の写真を共有するWeibo(微博)のキャンペーンを実施 Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) Deng Fei Weibo(微博) ソーシャルメディア 【原文】 ウェブジャーナリストで活動家のDeng Fei(鄧飛)氏は、中国のサイバースペースではかなり有名な人物だ。彼はこれまでにソーシャルメディアを利用し、数多くのオンラインキャンペーンを行ってきた。それらのほとんどは、(有名な「無料ランチ」プログラムのように)子供たちを支援することを対象にしている。しかし、みんなが祝日で実家に帰っている間に、Deng氏は非常に単純な質問をしたことから別のソーシ… Tech in Asia 2013.03.06
ニュースとコラム チェックすべき2013年中国最大のテックトレンドは「ウォール(壁)」 Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) 【原文】 私が2013年をかなり悲観視していることはいまさら隠すまでもない。先日、私は2013年が中国のテック業界にとって最悪の年になるという記事を書いたが、今回は私が「ウォール」と呼んでいる、ネガティブな予測の理由をさらに掘り下げてみようと思う。 読者の皆さんが思ったことと反するかもしれないが、「ウォール」とは「Great Firewall(金盾、インターネット検閲)」だけを指しているのではない… Tech in Asia 2013.02.08
ニュースとコラム Baidu(百度)、東南アジア向けにPC用セキュリティソフトをリリース Baidu(百度) Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) security 【原文】 Baidu(百度)とQihoo 360(奇虎)の仲が悪化していることは明らかだ。セキュリティ企業Qihoo 360が独自の検索エンジンをリリースした後、BaiduがQihooの縄張りであるセキュリティ分野で逆襲を企てるのは時間の問題だと思われた。そして、とうとうBaiduはセキュリティ関連プロダクトをリリースしたのだが、興味深いことにそれは中国をターゲットとしていないのである。その代わり… Tech in Asia 2013.02.06
ニュースとコラム 17Startupの2012年レポートで、中国スタートアップ業界のトレンドが明らかに 17Startup Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) report trend 【原文】 2012年は、スタートアップにとっては非常に興味深い1年だった。中国語でスタートアップに関するデータを提供する17Startup.comが、かなり膨大なデータベースをもとにした2012年のスタートアップ業界に関する長いレポートを作成した。今後、同レポートをまとめ、もっと興味深い詳細を紹介していくが、まずは大まかなトレンドから始めたいと思う。 まず、最も重要なことは、中国の起業家が2012… Tech in Asia 2013.02.04
ニュースとコラム 中国のテック業界にとって、2013年が最悪の年になるという理由 Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) 【原文】 昨年末、誰も彼もが2012年を振り返っているなか、私はちょっと将来に目を向けて2013年がどんな年になるのかを予測するのも面白いかもしれないと考えた。 「面白い」と言ったが、これは相対論だ。私を悲観論者と呼んでもらっても構わないが、私は2013年が中国のテック業界にとって最悪の年になると考えている。その理由とは? インターネットの検閲はさらに悪化するだろう 中国のGreat… Tech in Asia 2013.01.24
ニュースとコラム 簡単にタクシーが呼べるモバイルタクシーアプリが中国の都市でローンチ Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) シェア 【原文】 中国でタクシーを予約するには電話をしなければならなかった。今も中国のほとんどの都市でそうだ。だが、重慶で行われている新しいモバイルの取組みがうまくいけば、中国のスマートフォンユーザがスマートフォンを使って直接タクシーを予約できるようになる日も遠くないだろう。もちろん、追加料金の3元を払わなければならないが。 すでに始まっている重慶プロジェクトの利用方法はこうだ。ユーザは重慶市道路運輸管理… Tech in Asia 2013.01.23
ニュースとコラム 特許の取れるイノベーションをしているアジアのテック企業は? Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) Huawei(華為) SK Telecom 【原文】 IEEE Spectrumが今年の「特許力」の評価スコアリストを発表した。これは、どの企業が昨年、アメリカにおいて最も印象的な特許ポートフォリオを保有していたかに関するレポートの概要だ。スコアの付け方は複雑で、アメリカでの特許に制限される。すなわち、アジアにおいては、巨大な多国籍企業だけがリストに掲載される競争力があると評価されるわけだが、そうであっても、どの企業がアジアから世界規模のイ… Tech in Asia 2013.01.23
ニュースとコラム 東アフリカで大きなシェアを占める中国のモバイルフォン—でも、いいことではない Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) Xiaomi(小米) ケニア コマース 【原文】 つい先日、中国の規制面におけるソフトパワーの失敗について書いたが、今日もまたソフトパワーの失敗に関するニュースがある。といっても、政府の責任によるものではないのだが。この素晴らしいCaixin(財新)の記事は、中国のshanzhai(山寨機、意味:低価格の模造品)携帯電話メーカーが東アフリカのモバイルフォン市場でいかに大きなシェアを握っているかについて書いている。現在、東アフリカに流通し… Tech in Asia 2013.01.22
ニュースとコラム Airbnbが東南アジアに注目ータイ、マレーシア、インドネシアにサービスを拡大 Airbnb Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) シェア 【原文】 あなたがこの数ヶ月何気なしに部屋で過ごしていた間に、Airbnbは部屋の貸し出しに勤しんでいた。それが彼らのビジネスだ。同サービスは東南アジアへの進出には時間がかかっており、競合には遅れをとっていた。しかし、この数ヶ月間で同地域への拡大に大きく動き、タイ、インドネシア、直近ではマレーシアでの運営拡大に乗り出した。東南アジアへの拡大方針を反映し、新しく設立したアジア太平洋部門が地域運営管理… Tech in Asia 2013.01.21
ニュースとコラム 中国当局の規制によりアプリ市場は破滅するか、救われるか? Charlie Custer(Tech in Asia 執筆・寄稿者) MIIT 【原文】 先日、MITT(中華人民共和国工業情報化部)による中国のアプリ市場とモバイルアプリ業界全体の規制について記事で取り上げた。その反響は大きく、興味深い議論が交わされた。先日指摘したように、この件をよく思わないアプリ開発業者はたくさんいるが、Sina Weibo(新浪微博)を見てみると、政府が同国のアプリ市場に干渉することに賛成する人も少なからずいることがわかる。 もちろんこれは非常に複雑な… Tech in Asia 2013.01.18