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「スマホでGunosy(グノシー)」を当たり前にしたいーー隠れたキーマンを調べるお・Gunosy吉田氏

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編集部注:「隠れたキーマンを調べるお」は、国内スタートアップ界隈を影で支える「知る人ぞ知る」人物をインタビューする不定期連載。毎回おひとりずつ、East Venturesフェローの大柴貴紀氏がみつけた「影の立役者」の素顔に迫ります。 400万DLを誇り、国内屈指のニュースアプリに成長したGunosy。現在は共同代表取締役の福島良典氏、木村新司氏中心に運営されているGunosyですが、そもそもの開発…

編集部注:「隠れたキーマンを調べるお」は、国内スタートアップ界隈を影で支える「知る人ぞ知る」人物をインタビューする不定期連載。毎回おひとりずつ、East Venturesフェローの大柴貴紀氏がみつけた「影の立役者」の素顔に迫ります。

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400万DLを誇り、国内屈指のニュースアプリに成長したGunosy。現在は共同代表取締役の福島良典氏、木村新司氏中心に運営されているGunosyですが、そもそもの開発が始まったのは今から3年前の2011年8月。

当時東大大学院に在籍していた福島氏と関喜史氏、そして吉田宏司氏の3人によって生み出されたのが始まりです。そこで今回はその生みの親のひとり、Gunosy開発のキーマンである吉田宏司氏にインタビューしてみました。

大柴:本日はよろしくお願いします。

吉田:お願いします。

大柴:かつてはメディアのインタビューなどに3人(福島氏、関氏、吉田氏)で対応されている事が多かった気がするのですが、福島さん、関さんだったり、最近では福島さん一人のケースも多く、吉田さんの露出が減ってるような気がするのですが、何か理由とかあるんですか?

吉田:福島は代表なので、まぁ出るとして、関はしゃべりが上手い。自分はあまりしゃべらないので、「自分が出なくてもいいかな」って思って(笑)。

大柴:なるほど、それで最近はあまり出てないんですね。いや、今日はありがとうございます。さて、本題ですが、吉田さんは福島さん、関さんとともにGunosyを開発した一人ですが、作り始めたきっかけみたいのを簡単にお聞かせください。

吉田:福島と学部、専攻が同じだったんです。自分はWebとか好きだったのですが、あまり周囲にWebに興味のある人がいなかったんです。その中で福島はWebに詳しいという事は知っていました。でも特に仲良いわけでもなく、顔見知り程度といった感じで。

大柴:ほうほう。

吉田:修士1年の夏休み、福島からサービスのアイデアを聞いて、一緒に作ろうという事になりました。夏休みにやる事がなかったので、作る事に。

大柴:そして2011年10月にGunosyをリリースします。

吉田:はい。夏休みにちょっと留学したりしてて、開発が少し遅れましたが、留学先からもリモートで開発したりして、完成しました。

大柴:順調にユーザーも増え、サービスとしての手応えもあったと思います。でも2012年5月のインタビュー記事を見ると「法人化する予定はない」と書いてあります。

吉田:軽いノリで始めたサービスだったし、内定も3人とも貰ってた。でもユーザーは増えてたし、ユーザーさんからも「就職した後のGunosyはどうなるんだ?」といった声もあり「やめるのはもったいないなぁ」と思ってきました。それらをふまえ、考えた結果法人化することに決めました。

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大柴:法人化したのが 2012年11月。その後最初のオフィス移転があり、その頃僕オフィスにお邪魔したんですよ。

吉田:そうなんですか。

大柴:はい。でも吉田さんも福島さんも関さんもいらっしゃらなくて。竹谷(取締役COO)さんに聞いたら「みんな論文とかで忙しくて」と仰ってました。

吉田:あぁ、そうですね。大変でした。

大柴:吉田さんの日々の業務はどのようなものですか?

吉田:エンジニアは現在3つのチームに別れているのですが、そのうちのDAUチームのマネジメントをしています。具体的にはKPIの管理やKPI達成のための施策を企画したり。あとはロジックの開発などもしています。

大柴:DAUチームの他の2つはどんなチームなのですか?

吉田:プロダクトのチームとアドのチームですね。

大柴:なるほど。今全体で役職員ってどのくらいいらっしゃるのですか?

吉田:30〜40人くらいですかね。そのうち十数人がエンジニアです。去年の4月とかはエンジニア6人くらいと竹谷しかいなくて、それぞれがプロジェクトを担当してました。今は一人の力だけでなく、チームの力でプロジェクトを進めています。会社の成長を感じます。

大柴:エンジニア以外の人であったり、経験豊富なメンバーだったり様々なメンバーが集ってきましたね。福島さんと共同代表を務める木村さんなど。吉田さんから見て木村さんってどんな人ですか?

吉田:先の、未来のイメージを考え、見えている人だなぁと。先を考え、事業を作っていくとこが凄いなと思ってます。最初に会った時は「少し怖そうだなぁ」と思いましたが(笑)。

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大柴:一方、福島さんはどんな人ですか?

吉田:福島はGunosyの前に一度起業して失敗した経験があるので、若いスタートアップにありがちな「イケイケ」ではなく慎重。一個一個慎重でとても落ち着いてるんです。それが安定感に繋がってるかもしれません。でも大きなこともたまに言うんです。大きな野望と落ち着きがバランス良く備わってるかも。

大柴:それは最初からですか?

吉田:そうですね。でも社長っぽくなったと思います。月次の締め会で福島がみんなの前で話すんですが、サービス全体を先まで見てるし、話しも上手く、よく話すようになった気がします。福島はエンジニア出身で、ビジネス経験豊富な木村とバランスの良い経営陣だと思います。

大柴:さて、最後に吉田さんのこれからについてお伺いしたいと思うのですが、夢みたいのってありますか?

吉田:サービス、会社としてはとりあえず日本人みんなが使うサービスにGunosyを成長させたいです。スマホでGunosyが当たり前になるようにしていきたいです。社長二人とも大きい夢があります。自分は目の前のことを改善していって、その積み上げで彼らの大きい目標を達成できるように頑張っていければと思っています。これまでもそうだったけど、これからも。

大柴:なるほど。個人的な夢は何かありますか?

吉田:これまではGunosyに必要なスキルを磨いてきたけど、もっと幅広くスキルを上げていきたいですね。ニュース以外のサービスにも興味があるので、いつかそういうサービスも作ってみたいと思ってます。あとは、田舎に行きたいですね。できれば国外。

大柴:いいですね!ぜひともこれからも頑張ってください。今日はありがとうございました。

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手のひらのニュース戦争、4サービスが語る「広告ビジネス」と「未来」 #bdash

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本稿は、B Dash Camp 2014 Summer in Fukuokaの取材の一部。 過熱する手のひらのニュース戦争は大型の資金調達、CM合戦、旧来メディアからの人材の獲得、配信元メディアとの関係構築など、めまぐるしい展開をみせている。 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界のスタートアップシーンの話題、BRIDGE 主催のイベントに関する情報をお届けします! Sign Up このレース…

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本稿は、B Dash Camp 2014 Summer in Fukuokaの取材の一部。

過熱する手のひらのニュース戦争は大型の資金調達CM合戦、旧来メディアからの人材の獲得、配信元メディアとの関係構築など、めまぐるしい展開をみせている。

このレースに勝ち残るのはどこになるのだろうか。そして最後に残ったプレーヤーはどのようなサービス、ビジネスモデルに進化しているのだろうか。

こんな問に答えられるセッションが福岡で開催された。登壇したのはGunosy共同代表取締役の木村新司氏、グライダーアソシエイツ取締役COOの町野建氏、ユーザーベース代表取締役共同経営者の梅田優祐氏の三名に加え、飛び入りで参加となったSmartNews取締役の鈴木健氏の四名。

モデレートはユナイテッド取締役の手嶋浩己氏が務め、話題は各サービスの比較まとめから始まる。

気になる話題はやはり「タダ乗り」に対応したメディアへの還元の話だ。Gunosyは6月24日にメディアに対する収益還元を発表し、その三日後にSmartNewsも同様の還元スキームとなる「SmartFormat」を発表している。

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木村氏は改めて還元配信の仕組みをこう説明する。

「アプリへのニュースコンテンツキャッシュについては全社メディア回って許諾を取ってます。また、広告についてもグノシー側で受注してそれを配信しているので、媒体社側は何もしなくても収益を受けられる仕組みになってます」(木村氏)。

一方、SmartNewsはあくまで媒体社側でのハンドリングが必要で、広告収益そのものには関与しない。

「SmartFormatというフォーマットを媒体社に用意して、それを取り込んで表示してもらう仕組みです。広告も中に表示できるので、スマートモードで表示された広告については100%を還元するというものです」(鈴木氏)。

つまり、似たような還元という表現だが、両者の取組みは違うことがよくわかる。

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これに合わせて月間収益が話題になっているスマートフォンニュースアプリの広告事業についても話題が及んだ。手嶋氏はサイバーZが発表しているスマートフォン広告市場の伸びを示しつつ、各社にスケールなどの考えを聞いた。

まず、独自の路線で広告事業を展開するAntennaは、ネイティブアドのような方法がスケールしやすいとしつつ、コンテンツにマッチさせた広告を独自に作り込む方がクリック率などのパフォーマンスが高いと説明。

この分野では一歩先を進んでいる木村氏は、広告を表示させる場所にスケールの可能性をみているようだった。

「広告の出し方として並べているリスト上に表示させるものと、記事の中に表示させるものの二つがある。前者は高い収益性を証明できてるが、記事が書いてある面での広告表示は再開発が必要と考えている。雑誌や新聞といったメディアからユーザーが移動してくることを考えると、6000億円(新聞広告)、2500億円(雑誌広告)という受け皿を作る必要がある」(木村氏)。

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SmartNewsはワールドカップ中に実施したソニーとナイキの広告テストを通じて、このビジネスの模索をしているようで、現在も各所から届く問い合わせの対処に追われているということだった。

また各社が積極的に取り組んでいるテレビCMの投下効果については見ている指標が興味深い。まず、ダウンロードではなく、認知を高めたのがAntennaだ。

「ターゲットを女性に絞って都心でのブランドイメージを認知率40%以上に設定した結果、それを達成して50%近くになりました。今後はそれを刈り取っていきます」(町野氏)。

オーソドックスなダウンロードを追いかけて効果を上げたのはグノシーだ。木村氏は効果を上げるため3カ月の投下に対してCMクリエイティブを17本も作ったそうだ。

この制作本数についてはモデレーターで元博報堂の広告マンでもあった手嶋氏も「ドン引きですね」と返す。また、まだ配信をしていないSmartNewsの鈴木氏は、いつからTVCMを開始するのかという問いに対して「検討中です」と否定しなかった。

では数年後彼らはどのような姿になっているのだろうか。

グノシーとSmarNewsはやはりポータル的な方向性が似ている。

「ポータルというかニュースだけでは人の時間を埋められません。スマートフォンの可処分時間はまだまだ残っている。そこに対してコンテンツを提供する。最終的には届けられて心地よいもの、それを考えている」(木村氏)。

一方のSmartNewsも「結果的にヤフーに近づくのではないか。でもそれは最低限のレベル。またメディアとして社会的な責任は探求していきたい」とした。

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Antenaは「トヨタよりはアウディ。ニッチだけどリッチというか。ビジネス的には広告のモデルと衝動買いしたくなるECの二本で考えたい」と当初からの雑誌的な方向性を追求するとし、NewsPIcksは「経済の範疇は出ないが、ビジネスパーソンの情報接点は全て押さえたい。やりたいのは動画領域と紙の領域」と新しい経済誌の方向性を模索するとした。

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起業家は肉食系か草食系か。多様化する起業家の形と次世代のビジネスの見据え方 #bdash

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本稿は、B Dash Camp 2014 Summer in Fukuokaの取材の一部。 マーケットを見据えて行動するか、定めた大きな目標に向けてひたすら走り続けるか。それぞれの視点でもってビジネスを見据える起業家たちの話が飛び交った「次世代リーダーになれるか」と題したセッションに、Gunosy代表取締役CEOの木村新司氏、gumi代表取締役社長の國光宏尚氏、フリークアウト取締役COOの佐藤裕介…

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本稿は、B Dash Camp 2014 Summer in Fukuokaの取材の一部。

マーケットを見据えて行動するか、定めた大きな目標に向けてひたすら走り続けるか。それぞれの視点でもってビジネスを見据える起業家たちの話が飛び交った「次世代リーダーになれるか」と題したセッションに、Gunosy代表取締役CEOの木村新司氏、gumi代表取締役社長の國光宏尚氏、フリークアウト取締役COOの佐藤裕介氏、スポットライト代表取締役社長の柴田陽氏、モデレーターにB Dash Ventures代表取締役社長の渡辺洋行氏が登壇した。

スマートフォンの広がりをいち早く掴めるかどうか

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まずはじめに、テレビCMを大々的にうち、3週間で12億もの予算を投入したGunosy木村氏より、Gunosyの今後の展開について話がおよんだ。

「スマートフォンの広がりが見えてきたなかで、いまこそメディアがチェンジするタイミングだと感じ、攻めなくては、と考えた。アトランティス時代のネット広告と違い、100万単位でユーザを獲得するためには、ネットだけでは届かない。大きなメディアを作る覚悟のためには、数百億は投入しないといけない。それを考えると10億は小さい」

スマートフォンの広がりと同時に、スマートフォンの所持時間、閲覧時間も伸びてきている。接触時間において、ニュースという切り口だけでなく、今後は雑誌やテレビなどのさまざまな分野のディスラプトを見据えているという。PC時代において、ヤフーがネットポータルとしての地位を確立したように、スマートフォン時代のメディアポータルの可能性をGunosyに見いだしている。

先日、50億もの資金調達を果たしたgumi。狙いは世界一と常に口にしている國光氏は、国内における調達規模やスピード感に対しての危機感を表した。

「日本で数十億調達したりしている時に、米国では1000億規模の調達をして、未上場企業でアクセル全開で組織を展開している。もはや、国内市場だけを見据えるのではなく、中国や米国の大手と戦わないといけない。そのためには、大きく張っていかないと」

起業のタームが短くなっている。2周目、3周目をどう考えるか

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かたや、20代で数社の売却を行っているスポットライトの柴田氏とフリークアウトやイグニスをIPOする佐藤氏。ともに若手ながらシリアルアントレプレナーとして活躍する二人は、マーケットをどう見据えているか。

柴田氏は木村氏と同じくスマートフォンが浸透してくるなかにおいて、リアルの集客コストとしてのO2Oの可能性を考え、誰よりも早くO2O市場に参入。市場選択と早期参入、グロースのイメージとタイミングを意識し、オペレーションやどういったアプリ機能をもつのかを考えることを常に考えているという。

イグニス創業時は100万円を借りてそこからIPOまで成長させてきた佐藤氏。一つの事業に絞ることが難しかったからこそ、組織強化と多くのゲームアプリをひたすら作りこむことによる筋力強化によって、勝てるための組織づくりをイメージしたという。

「フリークアウトと創業する前に、國光氏と話をした。そのときに、「このゲームが当たらなかったらつぶれる」と言っていた。その原体験から、お金は大事だと思った。お金の使い方は使わないとわからない。フリークアウトとイグニスでわかってきた。二周目三周目の起業では、経験を活かした経営をしていきたい」

「2周目、3周目はキーワード」と語る柴田氏。かつては起業してから10年20年というプロダクトタームを必要とし、一人の起業家の人生をかけて会社を成長させていたものから、時代のスピード感、ネットの流通などによる情報共有の速度から、プロダクトタームが次第に短くなり、起業家が2周目3周目となることができるのが今の時代だと語る。

「次あれば、今と同じサイズではなく、もっと大きなマーケットを選んでいきたい。ゆくゆくは1000億規模の会社を作っていきたい」

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こうした若手起業家に対して、國光氏は「視点が低い」と指摘。「草食系エリート」と評し「今の若者は視線が下がっている。ゆとり教育が日本をダメにしている。視線をもっと高くするための後ろ姿を見せるのが起業家としてあるべき姿だ」と語る。

こうした若手二人の考えは、國光氏が語る時価総額8兆円の話か、その時その時代のマーケットにあったプロダクトをつくり事業を展開していくといった、多様な起業家のあり方を示している。肉食系と草食系とも分けられる起業のあり方へと議論が続いた。

コネクティビティの先をどう見据えるか

話は、3年後、5年後といった未来をどのようにそれぞれ見据えているか。 スマートフォンの利用が広がり、IoTなどすべてのモノがネットにつながることで、人とモノがつながる時代となってくると予想。これまでネットがつながっていなかった人たちがつながることによって、これまでサービスが提供できていなかった人たち、スマートフォンによって既存ユーザ以外の人たちになにをどう届けるかが大事だと木村氏は語る。

「Ctocの成長は大きい。Uberなどのように、リアルビジネスの広がりも起きている。マーケットサイズ、競合の少なさから、可能性も大きい。ユーザとつなぐ新しい形があるのでは」

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柴田氏佐藤氏も、常時接続は大きなキーワードだと語る。あらゆる産業のポテンシャルサプライヤーがスマートフォンによって最適化されてくる。「コネクティビティ」の先にある可能性は、まだまだ広がりがあるのではと語る。

國光氏は、家、車、テレビ、健康という既存産業のディスラプティブこそ、大きな市場だと語る。gumiとしては、ゲームの次は映像との連携によるテレビのディスラプト。その次はおもちゃ市場といったエンタメに特化していくという。「本格的にディズニーと戦う準備ができてくる」と語る國光氏。IPO準備と報道されている中、世界を見据え、日本からのエコシステムを作っていきたいと語る。

「今のエコシステムは、GoogleやFacebookなど。スピード感があるからこそエコシステムが起きている。日本はまだまだM&Aが起きていない。いろんな企業を買収しまくって、回転率を5倍にしていく。上場したらガンガン回していく」

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20代の若手起業家は今後をどう見据えているか。スマホの浸透により、5秒10秒のスキマ時間をどうするかマルチタスクにこそ重要な要素があると語る佐藤氏。

「自分の領域である広告も、これからリアクティブメディアになってる。検索より前にその人の需要にあったコンテンツがやってくる時代。広告やマーケティングのあり方にも、大きなシフトが起きている」

「30年は起業家でありたい」と語る柴田氏。生活必需品の定義が変わっている現代において、生きていく上で必要なプロダクトと、人の感動や体験などを届けるエンタメ要素の二極化が起きてくると語る。

「人々の生活のあり方が変化してきている。日々の過ごし方を考え、社会に最もインパクトを与える規模の勝負を仕掛けていきたい。國光氏とは年も10離れている。あと10年後には、國光氏を超える起業家になりたい」

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Gunosyが媒体社に広告収益を還元するコンテンツ配信を開始、全体で成立可能なエコシステムの構築へ

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Gunosyは、本日より媒体社への広告収益の還元を前提とした記事の複製データ(キャッシュ)配信を開始していることを発表した。キャッシュ記事の配信自体は6月6日よりスタートしている。 この取り組みにより、ユーザは通信環境を問わず、どんな場所でも記事閲覧が可能になる。提携している媒体社に対しては当社の広告収益の一部を、閲覧回数に応じたレベニューシェア等により記事に対する対価として還元することになる。 …

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Gunosyは、本日より媒体社への広告収益の還元を前提とした記事の複製データ(キャッシュ)配信を開始していることを発表した。キャッシュ記事の配信自体は6月6日よりスタートしている。

この取り組みにより、ユーザは通信環境を問わず、どんな場所でも記事閲覧が可能になる。提携している媒体社に対しては当社の広告収益の一部を、閲覧回数に応じたレベニューシェア等により記事に対する対価として還元することになる。

Gunosyの共同代表、木村新司氏は5月に開催されたIVSでの本誌のインタビューに対して、コンテンツを作る側のことを考えて、全体として成立可能なエコシステムを構築する必要がある、ということをコメントしていた。以前より発言していたことを実行に移したということになる。

Gunosyは昨日、KDDI、ジャフコなど既存株主3社から追加で12億円の調達を実施したことをBloombergが報じたばかり。

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Gunosy(グノシー)がKDDIほかから12億円の資金調達

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<ピックアップ> ニュースアプリのグノシーがKDDIから資金調達-海外拡大 Gunosy好調の様子ですね。3月14日の大型調達から約3カ月でKDDI、ジャフコなど既存株主3社から追加で12億円の調達を実施したとBloombergが伝えております。5月後半にIVSの会場でGunosyの共同代表、木村新司氏にインタビューした際には月次の売上規模が数億円規模に到達しているとのことでしたから、…

<ピックアップ> ニュースアプリのグノシーがKDDIから資金調達-海外拡大

Gunosy好調の様子ですね。3月14日の大型調達から約3カ月でKDDI、ジャフコなど既存株主3社から追加で12億円の調達を実施したとBloombergが伝えております。5月後半にIVSの会場でGunosyの共同代表、木村新司氏にインタビューした際には月次の売上規模が数億円規模に到達しているとのことでしたから、さらに資金を投入して攻めるということなのでしょう。

<参考記事> Gunosy(グノシー)の月次売上は数億円規模に #IVS

スタートアップとしては正しい戦い方ではないでしょうか。また動きがあればお伝えしたいと思います。

追記:Gunosyは第三者割当増資を引き受けたのがKDDIとジャフコ、B Dash Venturesの三社であると正式にプレスリリースを配信しました。追記して補足しておきます。

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Gunosy(グノシー)の月次売上は数億円規模に #IVS

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本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Spring」の取材の一部である。 3月15日に大型調達を実施し、テレビCMなどの展開でなにかと話題だったGunosyの営業状況がみえてきた。現在同サービスは広告の配信を実施しているが、その売上は月次で数億円規模(前半か後半かは分からない)に到達していることが関係者への取材で分かった。 ニュースレターの購読 注目す…

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本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Spring」の取材の一部である。

3月15日に大型調達を実施し、テレビCMなどの展開でなにかと話題だったGunosyの営業状況がみえてきた。現在同サービスは広告の配信を実施しているが、その売上は月次で数億円規模(前半か後半かは分からない)に到達していることが関係者への取材で分かった。

IVSの会場にGunosyの共同代表、木村新司氏がいたのでその真相について聞いてみた。(質問はすべて筆者)

テレビCM開始後、好調という話はいくつか聞いていましたが、現在のダウンロード数ってどのような状況なんでしょうか?

木村:3月15日に180万ダウンロードでしたが、現在は400万ダウンロードがもうすぐみえてきました。

2カ月でやはり効果がすごいありましたね。ただ、一方で元々のユーザーからは方向性が大きく変わったという落胆の声もあります。

木村:元々のユーザーの方には申し訳ないという気持ちもありつつ、パーソナライズをすると毎回同じようなコンテンツが出てきてしまうとか、深い情報が多かったので休みの日に使うのは疲れるという声もあったんです。

もうちょっとライトなものもあった方がいいのでは、ということで方向を少し変えた結果、DAUは大きく上がっています。

確かに私ごととして思いますが、THE BRIDGEもスタートアップに特化しすぎると、やはり読者は限られてしまう。ビジネスを考えると幅を広げるかどうかは悶絶する課題です。

木村:広告などのビジネスを考えても訴求する範囲は限られてしまいます。例えば女性が使えなかった。私の妻が使っていたのが実はSmartNewsだったんです。さすがにそれはダメだよねって(笑。

ちょ(笑。

木村:今はGunosyを使ってくれていますよ(笑。そういう意味では成功かもしれません。

メディアとの付き合い方も変化しますよね。例えばGunosyでは広告を入れています。私たちも記事を提供させていただいているのですが、どういう方向性でメディアとの付き合い方を考えているのか、ぜひ考えをお聞きしたいなと。

木村:ひとつオープン化というのもあるかなと思っています。例えばGunosyのトップに1000万人の人たちがやってくるような世界観が近くあるのですが、その3割ぐらいは朝、読みにきてくれるんですね。

300万人。

木村:その読者へのアクセスは書ける記者の方々に解放すべきだ、という考えはあるんです。

確かに、書ける記者やブロガーにとってアクセスとマネタイズの両方が成立しているプラットフォームというのは、今だとヤフー個人とかぐらいしか思いつかないですね。しかも完全にオープンではないですし。

木村:そのマネタイズが大切なんです。今の状況でトラフィックをメディアに返しても、マネタイズがしっかりできていなかったら意味がない。

PVあたり0.000…円っていわれたらその販売止めたくなります。

木村:スマートフォンの広告なら可能性があることは分かっています。

実は今回、Gunosyの月次売上が数億円規模になってるという話を聞きました。これって本当ですか?

木村:細かい数字は言えませんが、確かにその規模はあります。

なるほど、では媒体にも相応に収益を返せるようになるのではないでしょうか?

木村:一般的なお戻しのPV単価っておそらく0.02円とかそういうレベルだと思うんです。けど、GunosyではPVあたり1円ということも可能じゃないかなと考えてます。

例えば、先ほどのオープン化である記者の方が素晴らしい記事を書いたとしますよね。それが30万PVを稼いだら、そのまま30万円が戻せる、そういう世界観です。

私たちは書く側、コンテンツを作る側の方々のことを考えて、全体として成立可能なエコシステムを構築しないといけないんです。

高い収益性はどうして可能なのでしょうか。

木村:スマートフォン広告ですね。従来のPC広告はやはり視線が外に動きがちでした。けど、スマートフォン広告は限られた枠での表示になるので、視認性がよい。それを実証したのがfacebookだったんです。

テレビもコンテンツとコンテンツの間に広告を挟むからやはり効果が高い。

一方で、コンテンツの間に挟まると「ウザい」と感じる方も多いですよね。

木村:もちろん把握してます。挟み方ですよね。例えば今、全面広告も掲載していますが、ユーザーは離れません。色の付け方や文言、ユーザーが不快に思わない広告のあり方というのがなんなのか、A/Bテストを重ねて研究してますよ。

突然のお時間ありがとうございました。

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ニュースキュレーション・アプリ「Gunosy(グノシー)」がアメリカに進出、でも準備は万端?

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 2週間前、日本のモバイル・ニュース・スタートアップ Gunosy は、イギリス市場向けに英語版をローンチした。そして今日(原文掲載日:5月16日)、同社はアメリカでもこのアプリの iOS 版をリリースしたと発表した。今月末には、Android 版もリリースされる見込みだ。 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界の…

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

2週間前、日本のモバイル・ニュース・スタートアップ Gunosy は、イギリス市場向けに英語版をローンチした。そして今日(原文掲載日:5月16日)、同社はアメリカでもこのアプリの iOS 版をリリースしたと発表した。今月末には、Android 版もリリースされる見込みだ。

同社は日本国外で8,000万件のインストールを目指しており、日本国内とあわせ全世界で1億件のインストールを目指したいとしている。日本のスタートアップが海外を目指すのは頼もしいことだが、現在のままでは、このアプリがあまりうまく行かないのではないかと筆者は考えており、その理由を3つ挙げたい。

1:見やすい画面がない…以前にも、筆者がこう思う理由を記事に書いた。Gunosy には要約だけをまとめた、読みやすい画面が存在しない。それとは対照的に、欧米のニュースアプリの大半には、そのような画面が用意されている。同じ記事を表示させた場合を Gunosy と Pocket で比べてみると、以下のようになる。モバイルでは、どちらが読みやすいだろうか。

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2:後発の優位性をムダにしている…Gunosy のように、市場に後から参入するスタートアップは、先発の競合の動向を見て、競合よりもうまくやる機会に恵まれる。Gunosy は何らかの理由で、何も気にすることなく、この競争に立ち向かおうとしているようだ。筆者の見解では、Gunosy のアプリは、(例えば)FlipBoard の現行版はおろか、2012年版とでさえ比べものにならない。

3:ユーザ・ファーストではない…試しに Gunosy から Pocket に記事を一つ転送してみた。それはうまく行ったが、Gunosy でシェアできるリンクは記事への直接リンクではなく、http://gunosy.today/r/gEqFt のようなフォーマットになった。筆者は当初、短縮URLか何かだと思っていたが、以下のように、実際にはそうではなかった。Gunosy のダウンロード・リンクが画面上部に表示されたプロモーション・ページに誘導され、スクロール・ダウンすると画面下部にもダウンロード・リンクが表示される。このやり方は、HootSuite のツールバーを彷彿させる。

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さて、Gunosy はどのような価値を提示してくれるのだろう? 正直なところ、筆者にはわからない。KDDI なら知っているだろうか? おそらく、KDDI には12億円を出資しただけの理由があるのだろう。

Gunosy では、プッシュ通知やリマインダーを一日の何度か異なるタイミングに設定できる。これは差別化にはなるが、大きなセールスポイントではない。

もし同社が日本国外でもうまくやろうとするなら、まずはユーザにフォーカスした改善を繰り返してみる必要があるだろう。

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日本のニュースキュレーション・アプリは、ビジネスモデルの打破を恐れているのか?

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。何を恐れているのだろうか。 これは複雑な問題だが、話をまとめてみたい。 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界のスタートアップシーンの話題、BRIDGE 主催のイベントに関する情報をお届けします! Sign Up 日本のニュースアプリを開発するスタートアップのほとんどでは、コンテンツ・パブリッシャーの利益よりも、ユ…

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから
何を恐れているのだろうか。

これは複雑な問題だが、話をまとめてみたい。

日本のニュースアプリを開発するスタートアップのほとんどでは、コンテンツ・パブリッシャーの利益よりも、ユーザの利益が優先されることはない。したがって、世界中のユーザが適切なサイズ、美しい文字配列のアプリでニュースを読めているのに対し(PocketInstapaperReeder を参照)、日本国内で開発されたニュースアプリを使っている人の多くは、アプリ内ブラウザでコンテンツ配信元のオリジナルのウェブ画面を見ることを余儀なくされ、その画面は小さくて読みにくく、モバイルには最適化されていない。

私が話をしたアプリ開発者らは、この問題をあまり積極的に理解しようとしない反面、私が質問をした業界ウォッチャーのほとんどは、ニュースアプリを使った場合のコンテンツ著作権の侵害、広告の非表示、配信元のオリジナルのウェブサイト訪問への機会損失など、パブリッシャー側の不利益について指摘したがるのだった。

このような議論は数年前、世界的に交わされたことがある。整然と問題が解決に至ったわけではないが、インターネットとは、そのような使われ方(RSS にコンテンツが複写配信されたり、ウェブからコンテンツがスクレイピングされたりなど)をされてもいいものだろう、という理解で一般的には落ち着いているように思われる。[1]

しかし、ニュースアプリの開発に取り組んできた日本企業はほぼ例外無く、モバイルでの可読性を高める努力よりも、アプリ上でオリジナルのウェブコンテンツをそのまま見せるように配慮しているようだ。[2] 彼らは意図的に、現在のコンテンツモデルを打破しようとはしていないか、あるいは、それに挑戦しようとしているかのどちらかだ。

日本の主要なニュースアプリの例を、いくつか見てみることにしよう。まずは Gunosy である。

gunosy_gif

Gunosy は、日本のニュースアプリのほとんどが持つ機能を搭載している。読みやすいかどうかはさておき、タイトルをクリックすると、オリジナルのウェブ画面が表示される。PressoRomlyVingowMyndKamelio などの他のアプリでも同じ動きだ。[3] これらのニュースアプリは、基本的にはニュース・アグリゲーションかキュレーション・ツールと言われるものだ。旧来のウェブサイト閲覧の体験しか提供していないという点で、私はいずれのアプリについても、敢えて「ニュース・リーダー・アプリ」とは呼びたくない。

SmartNews のアプローチは面白い。おそらく、幾分大胆なアプローチを試みている唯一のアプリと言えるだろう。同社はモバイル最適化されたスマート閲覧モードを提供している数少ない会社の一つであり、地下鉄でインターネットが通じなくなってもニュースを読みたいユーザのために、オフライン・キャッシュの機能を備えている。

SmartNews 上で記事をタップすると、SmartMode で閲覧するかどうかを選択するボタンが表示される。SmartMode の方がモバイルでは閲覧しやすいのだが、選択ボタンが表示されるのは、ユーザの意思で選ばせるためのようだ(下のスクリーンショットを参照)。パブリッシャーとユーザの双方が求めるものを提供するという点でこれは賢明な選択であり、SmartNews がこの妥協にたどり着くまでには、相応の時間を要したものと推測する。

smartnews

LINE NEWS も、やや大胆なアプローチをとっている。さまざまな配信元からニュースを収集し、記事に関連した長い引用を表示する形をとっている。配信された記事をタップすれば(左下の画面)、広告や目障りなコンテンツを含む配信元のウェブサイトへと誘導される(右下の画面)。

概ね明らかなのは、コンテンツ・パブリッシャーと、求められる必要条件と実現したい理想の間で葛藤するニュースアプリの関係は、コンテンツ分野のイノベーションにとってよくない、ということだ。パブリッシャーが新しいマネタイゼーション・モデルを模索せず、従来のモデルにしがみついているため、日本のニュースアプリのユーザは、世界のユーザが楽しんでいる、読みやすいモバイル閲覧体験を享受できていない。[4]

これは恥ずべきことだ。

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[冒頭画像引用元]


  1. この点について、さらに論じるならば、2010年の「Flipboard は合法か」「RSS リーダーにフィードを読み込む行為が、法的対応の対象となり得るか」の記事を参照してほしい。今では Apple は Safari やモバイル版 Safari の中に「リーダー機能」を実装しており、記事中の広告を排除し、よりシンプルで閲覧しやすいウェブ画面を表示してくれる。 
  2. 日本では他国に比べ、モバイルで読みやすいニュースサイトが一般的である。したがって状況の改善にあたっては、この点に光明を見出せるだろう。オリジナルのサイトをモバイルで見た場合、多くのサイトでその見栄えは悪いものではない。 
  3. Kamelio はタイムライン上で表示するという面白い方法を取っており賞賛に値する。しかし、結果的にはこのやり方で、オリジナルの配信元画面を表示しているようだ。 
  4. Pocket などの、海外アプリを使っていなければの話だ。 

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ニュースレコメンドエンジンのGunosyがKDDIと資本業務提携、調達金額は12億円かーーTVCMも開始へ

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Gunosy共同代表の福島良典氏 KDDIは3月14日、ニュースレコメンドエンジンを開発、運営するGunosyへの資本参加を含む業務提携を発表した。調達した金額や提携内容などの詳細については明らかになっていない。また、これと同時にGunosyは3月15日から同社初となるTVCMのキャンペーンも開始する(リンク先はPDF)。 ステルス状態だったGunosyの資金調達状況 Gunosyは2013年2月…


Gunosy共同代表の福島良典氏

KDDIは3月14日、ニュースレコメンドエンジンを開発、運営するGunosyへの資本参加を含む業務提携を発表した。調達した金額や提携内容などの詳細については明らかになっていない。また、これと同時にGunosyは3月15日から同社初となるTVCMのキャンペーンも開始する(リンク先はPDF)。

ステルス状態だったGunosyの資金調達状況

Gunosyは2013年2月に3160万円、7月に詳細非公開ながら資金調達を実施したと公開している。本誌のこれまでの取材で、これらに加えてシード期のエンジェル投資および数億円程度の資金調達ラウンド(B Dash Venturesがラウンドに参加していることは確認済み)を実施したという情報を得ていたが、詳細は不明で公式には発表されていなかった。

今回の調達については、これらの情報とGunosyのコーポレートサイト上に開示されている資本金額16億3758万円という金額、および関係者筋から得た情報を元に計算して、約12億円から最大で14億円程度を調達したと推測される。

Gunosyがサービスとして立上がったのは2011年10月。当時大学生だった福島良典氏(東京大学工学研究科システム創成学科専攻修士2年)、関喜史氏(同大、工学系研究科技術経営戦略学専攻修士2年)、吉田宏司氏(同大、工学研究科技術経営戦略学専攻修士2年)の3人がプロジェクトを開始する。

法人化したのはそれから1年後の2012年11月。同社共同代表となる木村新司氏がインタビューでも答えている通り、木村氏が事業立ち上げに関しては深く関与していたのだが、その資本関連についてはずっと非公開のままだった。なお、木村氏が本誌に共同代表就任を教えてくれたのは2013年10月。

また、前回の取材時に得た情報だが、2013年11月から開始したGunosy Ads等のパフォーマンスは引き続き好調の模様で、既に高い水準の売上を獲得しているそうだ。今回の大型調達の背景には単なる新興テクノロジーへの期待だけでなく、こういった実績に基づいた評価があったものと予想される。

Gunosyをただのニュースアグリゲーションとみるとこの評価は過大に思えるかもしれないが、彼らの持つレコメンデーションエンジンと180万ダウンロードのユーザーベース、アドテクノロジー、そして「連続起業家」木村新司氏の経験値を総合すると、それ以上の可能性を見いだすことができるのではないだろうか。

彼らとは引き続き、新しいニュースの姿、広告クリエイティブのあり方などについて意見交換しているので、機をみて本件についても話を聞いてみたいと思う。

左からGunosy共同代表の福島良典氏、共同代表の木村氏、取締役COOの竹谷祐哉氏。

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ニュースレコメンドエンジンのGunosyがリニューアルしてインターフェースを一新、ダウンロード数は200万目前に

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Gunosy共同代表の福島良典氏 ニュースレコメンドエンジンのGunosyが装いを一新する。 無骨な「G」から紙飛行機に変わったアイコン、選択できるニュースカテゴリ、そしてなにより25本限定で届くという「枠」を取り払った。 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界のスタートアップシーンの話題、BRIDGE 主催のイベントに関する情報をお届けします! Sign Up 新オフィスに移り、陣容も大きく…

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Gunosy共同代表の福島良典氏

ニュースレコメンドエンジンのGunosyが装いを一新する。

無骨な「G」から紙飛行機に変わったアイコン、選択できるニュースカテゴリ、そしてなにより25本限定で届くという「枠」を取り払った。

新オフィスに移り、陣容も大きく成長している同社の共同代表お二人に話を聞いた。

ニュースカテゴリが新たに追加された新インターフェース

Gunosyのよさを「限定」にあるという人は周囲にも多い。

朝刊、夕刊という新聞的な表現と共に、定時になるとレコメンドされた記事が25本限定でスマートフォンに「届く」。情報が溢れる時代にこれだけ読めば良い、という推薦は助かるが、同時にこの限定が足枷にもなっていた。

つまり情報の広さに関する問題だ。

「ユーザーが拡大するなか、解決しなければならない課題としてこの25件に絞った分、網羅性や深掘りといったことができてませんでした。

これまでは大きなひとつのフィルタだけでしたが、それをもう少しカテゴリに分けていったと考えてもらえれば結構です。(他のニュースアプリと併用する人が多い状況で)Gunosyで完結したいというのが主な狙いです」(共同代表の木村新司氏)。

確かに私がSmartNewsなどと併用する場合は、特定カテゴリ(まあ、要はIT系だ)のみチェックしたい時に使っていたので、ひとつにまとめられるのは助かる。

また、アイコンやデザインの一新は女性をターゲットにしたものだ。無骨な「G」のロゴアイコンだけだと、キラキラした女性のスマホ画面には若干違和感がある。

新インターフェースをこちらに並べてみよう。

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新アイコンのカラフルな紙飛行機は「届く」がコンセプトになっている。

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全体的なデザインはフラットになり、色合いも淡く雰囲気は中立的だ。

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「ユーザーに選択させる」という行為がほとんどなかったGunosyにおいて、カテゴリを選べるというアクションは大きな拡大への転換期を感じさせる。チャンネルももちろんそのままだ。

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各カテゴリの記事本数は必ずしも25本ではないそう。ノイズにならない程度の情報量を確保して調整するとのことだった。カテゴリはトピックからグルメなど11に分かれる。

新インターフェースからも分かるが、改めて両代表にターゲットを聞いたところ、「20代から30代の、新聞は読まないといけないと思っているが全く新聞を読まなくなった世代」、という回答がなんとも時代の流れを感じさせてくれて興味深かった。私も(ほぼ新聞は義務感で読んでるので)そのうちのひとりかもしれない。

新オフィスに移転して拡大を続ける「学生発」スタートアップ

お二人の話では、Gunosyのダウンロード数は現在180万、もうすぐ200万の数字が見えてきているということだった。オフィスも移転して現在20数名に拡大している。意外だったのは、ほとんど開発かと思いきや半数ほどがビジネス関連の担当だったことだ。広告販売の開始後、事業好調の話も聞こえてくる中で当然といえば当然の話ではあるが。

陣容についてちょっと気になったので、今後、編集部のようなものを持つ考えがあるかと二人に聞いてみた。

「いてもいいなとは思いますよ。ただ、それは通常の(THE BRIDGEがやっているような)編集部とは違って、Gunosyらしいものになりますね。例えばある日、サービスのニューストップが殺人鬼の顔写真になっていたんですが、(関係者の心情などを考えると)それは人の手で変更したほうがいいと思うんです。人間の方が得意なことってありますから」(福島氏)。

人の手もGunosyエンジンの一部になるということか。ディストリビューションとコンテンツ、配信者とコンテンツ制作者の関係という視点で彼らをみると興味深いことだらけだ。

さておき、数年前に数名の大学生が始めたテクノロジが徐々に情報配信のあり方を変えようと拡大している。この姿にfacebookを重ねるのはいい過ぎだろうか。

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ミーティングスペースで取材の後、仕事を続ける共同代表の木村新司氏。

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移転拡大した新Gunosyオフィス。右手に写っていない箇所はまだ人が入れる様子だった。

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