デザイン特化型のクラウドソーシングサイト「designclue (デザインクルー)」を運営するPurpleCow株式会社が、「クラウドソーシング白書2013」と題したインフォグラフィックを公開した。これはdesignclueに登録しているアジア圏のフリーランスデザイナーを対象として、働き方や実態を調査したもの。
アンケートの回答者は135名で、そのうち日本人のデザイナーは11名、その他インドネシア、フィリピン、マレーシア、アメリカ、エジプト、ポルトガル、インド、中国などの国のデザイナーが回答している。
アジアにおいてデザインクラウドソーシングは大きな盛り上がりを見せており、アジアを中心としたデザインクラウドソーシングサービス「DesignCrowd」に登録するデザイナーの数は10万人を超えている。
今回のアンケートにより、日本、アメリカといった国を覗いた国では、クラウドソーシングで得られる報酬の平均が平均賃金を上回っていることがわかり、インドネシア、インドなどでは、平均賃金の10倍以上もの報酬をクラウドソーシングから得ているフリーデザイナーもいたという。多くの報酬が得られるとなれば、アジア圏の優秀なデザイナーほど、クラウドソーシングを活用して仕事を受注することが増えそうだ。
こうした動向はクラウドソーシングで仕事を発注する側、デザイン案件を受注する側にとっても要チェックだろう。インフォグラフィックは以下よりどうぞ。
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