元IMJ-IPの斉藤晃一氏が、東南アジア・香港・台湾のスタートアップ向けファンド「KK Fund」を設立へ

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KK Fund を設立する斉藤晃一氏

以前、IMJ Investment Partners(IMJ-IP)でディレクターを務めていた斉藤晃一氏が、自ら新しいベンチャーファンドを設立予定と発表した。KK Fund という社名でシンガポールに拠点を置き、東南アジア、香港、台湾のシードステージのインターネット/モバイルスタートアップに投資する予定だ。

斎藤氏は、オンライン・マーケットプレイスや Fintech など、スケーラブルなビジネスモデルに最も深く関与したいと述べている。このファンドの規模については明らかにされていないが、KK Fund の最大の LP はインキュベイトファンドだ。インキュベイトファンドは、Tencent(騰訊)、ヤフー、産業革新機構などから資金を募り、1.5億ドル以上の資金を運用する日本の大型VCである。

斉藤氏は KK Fund ただ一人の要員として投資活動に臨む一方、インキュベイトファンドの共同創業者で代表パートナーの本間真彦氏がアドバイザーに就任する予定だ。

斉藤氏は IMJ-IP で iMoney、Bukalapak、Zipmatch などへの投資を担当してきた。これまでに、ヘッジファンドで有名な George Soros と仕事をした経験を持つ。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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