スペースの無人運営推進に向けて、貸切スペースの「シープス」とスマートロック「Akerun」が協力

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後付け型のスマートロックロボット「Akerun」

The Bridgeは虎ノ門にオフィスを構えていますが、普段からオフィスにいる人を中心に鍵が渡っているため、たまにオフィスに入れないなんて事態が発生して焦ることが。みんな取材に出払ってしまっているから。そのため、事前にSlackでオフィスにいる人を確認して…なんて手間が発生したりします。

先日ご紹介したばかりの貸し切りスペースのマッチングサイト「Sheeps(シープス)」が、後付け型のスマートロックロボット「Akerun」を開発するフォトシンスとの販売代理店契約を結んだことを発表しました。

シープスのようなプラットフォームが、スペースの持ち主と借りたい人をマッチングすることは、使われないままでいる空間の遊休時間帯の新たな消費に繫がります。オンラインでマッチングできるのはとても効率が良いですが、実際に場所を貸すタイミングになると鍵の受け渡しなどの対応が発生します。

Akerunは、ドアの内側のつまみの上から覆いかぶすように取り付け、スマートフォンとBluetooth認証して、アプリ側でドアを開け閉めできるスマートロック。こうした貸し切りスペースがAkerunを導入することで、ドアの開け閉めに対応するための人員配置の手間やコストを削減することができます。借り主によるスペースへの入退室はもちろん、貸し主はドアの開閉状況などを遠隔からも確認できるとのこと。

各種シェアリングサービスの普及に伴って、スマートロックの需要は高まる一方だと言えます。実際、Akerunは昨年7月に、家事代行サービス「Any+Times」とも連携しています。今回のシープスとAkerunの連携が、場所の貸し借りにどんな影響をもたらすのか。期待して見守りたいと思います。

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