月間取引が4億円を超える見込みーービットコイン取引所のcoincheckが日本円での信用取引を開始

Takeshi Hirano by Takeshi Hirano on 2015.10.20

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ビットコイン取引所「coincheck」を運営するレジュプレスは10月20日、日本円での信用取引の提供開始を発表した。これはビットコインを証拠金としてその5倍の日本円を借りて取引ができるようになるもの。これによって例えば日本円を持っていない海外トレーダーなどもcoincheckを利用してビットコインを購入することができる。

レジュプレスの発表によれば、数百万から数千万円規模で取引をしているビットコイントレーダーが2割ほど存在しており、中には年間の利益率で30%を稼ぎ出すトレーダーもいるという。coincheckの月間取引高は2015年7月に3.5億円となり、10月には4億円を超える見込み。

取引の8割は数百万円から数千万円を運用する2割のトレーダーによるものだそうだ。

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ビットコインの値動きについての話題は、ここ最近になってまた活発化してきている感がある。ビットコインに関する情報をまとめたブログメディア「Coindesk」によれば、ビットコイン価格は先日、2カ月来の260ドルを突破したそうだ。もちろんこの価格は最も最高値を記録した1000ドル越えの時から比べると落ち着いている感はあるが。

なお、coincheckが提供するレバレッジによる取引には十分な注意が必要だ。信用取引におけるレバレッジの倍率が高くなればなるほど、実際に投資した資金に比べて大きな取引ができるため、大きな利益が期待できる反面、当然、損失も同様に大きくなる。レジュプレスではマイナスに相場が動いた場合、顧客の損失拡大を防ぐ目的で強制的に決済する場合をサイト内に記載して注意を促している。

レジュプレス取締役の大塚雄介氏はリスクについてこのように補足してくれている。

「(レバレッジを使った取引については)リスクを理解した上で、ご利用いただくようにいています。あとは、弊社の方で常にユーザーの動きをリアルタイムでチェックしていて、証拠金維持率が80%を下回ると入金を求めるメールが送信されます。さらに証拠金維持率が50%を下回ると強制ロスカットとなり、全ての借りている資産が返却されます」(大塚氏)。

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Takeshi Hirano

Takeshi Hirano

ブロガー。TechCrunch Japan、CNET JAPANなどでテクノロジー系スタートアップの取材を続け、2010年にスタートアップ・デイティング(現THE BRIDGE)を共同創業。1977年生。(株)THE BRIDGE代表取締役

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