自動車向けのハードウェアやビッグデータ分析を提供する、日本のスタートアップであるスマートドライブは先ごろ、「DriveOn」のクラウドファンディングを開始した。DriveOn は、ユーザが運転習慣や運転スキルを記録し、スマートフォンでチェックできるモバイルアプリと OBD-II デバイスで構成される。
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モバイルアプリは BLE 経由で OBD-II デバイスと接続することで、スピード、車内外の温度、急ブレーキや急発進、アイドリングなどのデータ、さらにエンジンの状態に関する約50種の数値が取得可能。危険な運転や非効率な運転をしたとき、ドライバーに警告を発することができる。このようにして、DriveOn はドライバーがより安全に運転できるよう、運転スキルの改善を支援する。
スマートドライブは今後、保険会社、駐車場運営会社、車の修理工場、ガソリンスタンドなどとユーザを接続するメニューをアプリに追加する計画で、ビッグデータ分析の活用により、社会から交通渋滞や交通事故を減らすことを狙っている。
DriveOn は近い将来9,800円で入手できるようになるが、クラウドファンディング支援者は、サイバーエージェント(東証:4751)が展開するクラウドファンディングサイト Makuake 上で、早割料金の 3,000円 から予約注文することができる。
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