〝空間を着られる〟ファッションVRコマース「STYLY(スタイリー)」のPsychic VR Lab、Colopl VR Fundなどからシード資金を調達

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2016.12.21

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伊勢丹新宿店の「未来解放区万博」への出展時の様子を語る、Psychic VR Lab 代表の山口征浩氏

<12月22日更新:赤字部を訂正加筆>

ファッションVR(バーチャルリアリティ)コマース「STYLY(スタイリー)」を開発する Psychic VR Lab は20日、シードラウンドでコロプラ(東証:3668)の投資子会社コロプラネクストの VR スタートアップ特化ファンド「Colopl VR Fund」から、シードラウンドで資金調達したことを明らかにした。調達した金額や、Colopl VR Fund 以外の調達先の情報については開示されていない。今回の調達は、同社が今年8月に実施したエンジェルラウンドに続くものだ。

2007年4月に設立された Psychic VR Lab は、Psychic VR Lab は、2007年4月にオズミックコーポレーションとして設立後、2016年5月に分社化。ファッションブランドがオンラインで世界観を消費者に伝えたり、商品本来が持っている魅力を伝えたりできる、ファッション特化型 VR ショッピングプラットフォーム「STYLY(スタイリー)」を開発している。これまでに Pitti Imagine など30程度のファッションブランドがテストに参加しており、伊勢丹新宿店で今年催された「未来解放区万博」では、STYLY を使ったショッピングサービスが展開された。

VR に必要な環境の普及度の問題から、Psychic VR Lab では、これまでユーザに VR が備わった環境まで足を運んでもらって体験してもらうことを想定してきたが、VR 環境がコンシューマユーザの周辺でも手に入りやすくなったため、今後は一般的なパソコンでも VR 体験できるサービスづくりに傾倒するようだ。

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STYLY の「クラウド型クリエイティブツール」を披露する山口氏

その手始めに、20日にリクルートホールディングス(東証:6098)の TECH LAB PAAK で開催された第6期デモデイで、代表の山口征浩氏がクラウド型のクリエイティブツールを披露した。山口氏の説明によれば、VR に最適化されたハイスペックな PC でなくても、MacBook に代表される一般的な PC で、簡単にファッションブランドが VR 空間を構築できるのが最大の特徴とのこと。また、先日来、同社では VRエンジニア、サーバーサイドエンジニア、フロントエンドエンジニアを募集しているが、全国7拠点で開催される日本最大の VR ハッカソン「All Japan VR Hackathon」でグランプリを受賞したエンジニア AFJK 氏が、2017年から Psychic VR Lab が CTO として参画することが明らかになった。

20日の TECH LAB PAAK 第6期デモデイで Psychic VR Lab は特別賞を受賞、日本マイクロソフトのテクノロジーセンター・センター長を務める澤円(さわ・まどか)氏に、テクノロジーセンターを案内してもらえる権利を獲得している。

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Psychic VR Lab のメンバーと、日本マイクロソフトのテクノロジーセンターのセンター長を務める澤円氏(最右)

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