イタリアから新進気鋭のスタートアップが来日する「Italian Innovation Day」、22日にピッチ登壇予定12チームの顔ぶれをご紹介

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2017.5.19

Image credit: 在日イタリア大使館 / Ambasciata d’Italia – Tokyo

昨年、日伊国交樹立150周年を記念して開かれた第1回にに引き続き、2回目となる「Italian Innovation Day」。イタリア大使館と NTT データの主催により、5月22日(月)13:30から、東京・赤坂アークヒルズのドコモ・イノベーションビレッジで開催される。

このイベントには、イタリアのスタートアップ・ニュースメディア「Startup Business」の運営者で著名ジャーナリストの Emil Abirascid 氏が協力しており、イベント当日にも基調講演をする予定だが、氏からの要望で THE BRIDGE も協力することになった。

このイベントに参加するのは、いずれもイタリアやヨーロッパで高く評価されているスタートアップばかりで、イタリアから日本の市場ニーズに親和性が高いと考えられるスタートアップ、日本企業との協業を希望するスタートアップ、日本の投資家から資金調達したいスタートアップなど12社を厳選した。イベントのプレビューとして、本稿では登壇予定12チームの顔ぶれを紹介をしたい。

Image credit: 在日イタリア大使館 / Ambasciata d’Italia – Tokyo

Atooma

Atooma は、コネクティッドデバイス向けの自動操縦のための人工知能を開発。ホワイトラベル(OEM 用)SDK「Resonance AI」を提供し、IoE モバイルアプリやデバイスの開発を効率化する。

Horus Technology

Horus Technology は、視覚障害者向けのウエアラブルアシスタントを開発。スポーツ用ヘッドホンのように耳に装着し、文字の読み取り、顔や物体の認識、障害物検知などが可能。

Amyko

緊急時や必要時に、世界中のどこでも自分の医療記録を入手可能なサービスを開発。Amyko は、ユーザと直接かつ継続的に連絡がとれる環境を提供することで、保険リスクへの影響を最適化するインシュアテック・スタートアップだ。

Hyperfair

Hyperfair は、エンタープライズ向けのソーシャル VR を提供する SaaS スタートアップ。企業にフルカスタマイズできる VR 環境を提供する。企業は VR 空間のアバターを通じて顧客やパートナーと会話ができ、VR を使った効率のよいマーケティングや販売活動や、イベントのマネタイズが実現できる。

Cynny

Cynny は、写真・音声・テキスト・音楽などを記録し、それをブラウザで閲覧できるリアルタイムムービーに変換するアプリ「Cynny SpA」と、発生する熱を極限まで抑えた低消費電力のマイクロサーバ「Cynny Space」を開発している。

Senso Immersive

Senso Immersive は、ブランドが新規顧客を魅了できるような、没入感のある体験やインタラクティブな映像音楽コンテンツを清作するための環境を提供。360度映像音声コンテンツが制作できる「Vedo」、映像マーチャンダイズや店舗内プロモーションを変革するソリューション「Teca」「Scringno」などを提供する。

VEASYT

VEASYT は、国連が2006年に定めた障害者権利条約に基づいて、人々があらゆるコンテンツや情報にアクセスできるようにするデジタルサービスを提供。サービスには、25カ国語対応で遠隔ビデオ手話通訳が利用できる「VEASYT Live!」、音声・文字・手話で文化や観光コンテンツが楽しめる「VEASYT Tour」、聴覚障害者が手話で印刷物やマルチメディアコンテンツにアクセスできるようにする「VEASYT Translate」がある。

SailSquare

SailSquare は、ボートを所有する人と、海での体験を楽しみたい人をつなぐマッチメイキングプラットフォーム。ボート所有者の登録には SailSquare による事前審査が必要で、その後、ボートを利用したい人は、ボート所有者からの体験の提案をしたり、休暇プランの予約をしたりすることができる。

Pedius

Pedius は、聴覚障害者が通常の電話ができるようにするための通信システム。

Facility Live

Facility Live は、情報を扱う組織や管理部門向けのセマンテック検索技術。このテクノロジーでは、人がモノを考えたり、情報を扱ったりするのと同じやり方で、情報を正確に探し出すことができる。複雑な検索目標に対しても、シンプルでダイナミックでカスタマイズされたユーザ体験を単一画面で実現できる。

Wenda

Wenda が提供する Wenda Unique は、アプリ・ウェブ・デバイスからなるタッチポイント・ソリューションだ。デバイスをワインボトルに貼り付けることで、ワインの保存状況の確認、偽造防止のほか、クラウドサービスへのアクセスが可能になる。アプリは、温度・紫外線・ボトルの傾きなどを読みることができ、ワインボトル一本一本の IoT 化を実現する。

MyFoody

MyFoody は、フードチェーン業界でフードロスを減らそうとするスタートアップだ。スーパーマーケットに対し、賞味期限切れ・見た目が不完全・余剰在庫などの食品を値引価格で販売するためのマーケティングツールやデバイスを提供する。

Image credit: 在日イタリア大使館 / Ambasciata d’Italia – Tokyo

イベント後半には、飲み物を楽しみながら各社のデモが楽しめるネットワーキングの時間も用意されている。ピッチには日本語による同時通訳も提供される予定だ。

イタリアは、税金や規制などの問題から必ずしも世界的に見てスタートアップをやりやすい市場ではないが、それでも、近年では、ユニークなインキュベーションやアクセラレーションの動きが出ていて、独創的なスタートアップが生まれている。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてほしい。サインアップはこちらから。

<参考文献>

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