中国のeコマース市場の成長スピードはあまりにも早すぎる?

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【翻訳 by Conyac】 【原文】
先日「中国はeコマースの売り上げを2015年までに2兆8000億米ドルにしようしているが、あわててお金を使うのは止めてほしい!」という記事を書き、インターネットを通じた急速な発展によってeコマース事業を運営・ 管理する能力が失われていることを強調した。

インターネットの普及率が高ければ売り上げも伸びるが、必ずしも利益率が高くなるわけではない。持続的な収益を上げようと苦労するeコマース企業は今も多い。DangDang(当当)のCEOであるLi Guoqingは、360Buyのeコマースの経営を「でたらめ」だと痛烈に批判し、360Buyは1米ドル稼ぐのに4米ドル費やしていると述べた。

China Dailyは先日、顧客が360Buyを訴えているというニュースを発表した。360Buyが観光旅行を1人民元つまり16セントで販売し、顧客を欺いたというものだ。これはeコマース事業をサポートする中国の大きな転換期に、他の重要な要素が欠けていることを浮き彫りにしている。それはつまりルール、規 則、政策、そして法律だ。

一体何が起こったのだろうか?China Dailyによると、360Buyは3月19日にいくつかのパッケージツアーを宣伝しており、その中に浙江省の歴史的な街である紹興にたったの1人民元で行けるというツアーもあった。このツアーには、朝食代1と泊のホテル代、観光地数ヶ所への入場料も含まれていた。およそ1700人がオンラインでそのチケットを購入した。しかし、その後360Buyはこのツアーをキャンセルし、顧客の口座にツアー代を返金した。360Buyは、技術的なエラーが発生しツアーが掲載されていたページはテストページだったと主張した。

たった1人民元で素敵な旅行に行こうと思っていた顧客は激怒し360Buyを訴え、同社に契約を守り公平な賠償をするよう求めている。それに対し、360Buyはツアーチケットを購入した顧客に同社のサイトで利用できる20人民元のクーポン券をお詫びとして提供することに同意している。だが、多くの人がそれでは満足しておらず騙されたと思っている。

そんな商品は話がうますぎて信じるべきではなかったかと言う人もいるだろう。そもそも1人民元では、道端でJian Bing(エッグパンケーキ)さえも買えないのだ。しかし、もっととりとめのない事で裁判沙汰になったりする国もある。オーストラリアで通商法について学んでいた際、TPAの52 章に、消費者を惑わす虚偽の広告が違法であるとを学んだ。しかし、残念ながら中国は発展途上国であり、その様な法律ができ施行されるにはまだ時間がかかそうだ。

中国の工業情報化部によると、同国のeコマース市場規模は2015年には現在の4倍の18兆人民元に達するという。中国のeコマース研究センターでアナリストのMo Daiqingらは、このペースを考えるとeコマースの発展段階における政策と規制が依然として遅れていると考えている。Chaina Dailyは、昨年発表された商務省のガイドラインをもとに、包括的な法律とeコマース企業の評価に関する全国的な情報開示が2015年までに制定できそうだという。

中国におけるeコマースの発展はには素晴らしい点もある。私も360Buyで商品を注文したことがあるが、 商品が当日もしくは翌日に配達されたことには非常に驚いた。中国の比較的単純労働の肉体労働者の集団によって、素晴らしい物流や配送ネットワークが作り上げられている。中国人の友人がメールを書くくらい簡単でスピーディに、eコマースサイトで商品を注文していたのも驚きだった。だが目覚ましい発展をしていても、この巨大なeコマース産業の成長の管理ついて、中国は慎重になる必要がある。数千人が1人民元の観光旅行にひっかかるのもそうだが、もっと高価な商品で技術的な誤作動や「ミス」が生じたらどうだろうか?利用者は激怒し、大勢の人が激怒すれば何が起こるか分からない。

【via Technode】 @technodechina

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