Whytelist、Gift Kitchen、Creatty、SAKELIFE、多様なコマース系スタートアップが「これからのEC」をテーマにピッチ祭り![ライブブログ]

by Junya Mori Junya Mori on 2012.10.10

Startup Datingが毎週水曜夜にNOMAD NEW’S BASEで開催している「Startup Dating Salon」。先週の会計系スタートアップに続き、今週はコマース系スタートアップ数社にお越しいただき、ピッチをしてもらった。


実名制とストーリー性のソーシャルフリマサービス

whytelist

最初にピッチをしてくれたのは、オンラインフリーマーケット「Whytelist」。「どこで買うかではなく、誰から買うか」コンセプトにしているソーシャルフリマサービスだ。ユーザはアカウントを解説すると、10分ほどで出品ができるため、リスクなくスタートさせることができるという。

同サービスは実名制とストーリー性を売りにしている。Facebookと連携しているためユーザは実名となっており、どんな人が商品を売っているかがわかる。販売されている商品の情報がスペックだけだと味気ないので、その商品についてのストーリーを大事にしている。そうすることで、Facebookのいいねがついてバイラルを生んだり、商品に対する価値観が変わることを考えているそうだ。CtoC、オンラインのマーケットプレイスの課題には、「出品が面倒」「相手が匿名なので不安」「出品しても満足に売れない」といったものがあった。Whytelistはこの課題の解決を目指している。

「Search」から「Discovery」へとオンラインコマースは変わっていきます。EC化されていない市場がまだまだ存在するので、そこをオンライン化し、ウィンドウショッピングするような感覚で商品と出会う。そんなリアルに近い購買体験をオンラインで実現していきたいと考えています。

とWhytelistを運営するWhyteboard Inc.の碇氏は語ってくれた。

whytelist

贈り物から幸せを提供するカタログ作成・ギフトサービス

Gift Kitchen

続いてピッチをおこなったのは「Gift Kitchen」。贈る相手にあわせてカタログを作成、自由にギフトを選んでもらえるようにするサービスだ。Yahooを退職したデザイナーとエンジニアの二人で立ち上げている。

二人はギフトにおける問題を解決したいと思ってサービスを立ち上げた。その問題とはギフトを贈るイベントごとは数多く存在しているのに、贈り物をしたことのない人は2割ほど存在しているという。人々の平均のギフトを贈る回数は年間6回ほど。しかし、贈ったそのギフトは本当に喜んでもらえたのか?それが重要だとピッチを行った株式会社LEMOの小川氏は語ってくれた。小川氏によると、もらったギフトを「いらない」と思った女性の割合はじつに45%にものぼるという。せっかくプレゼントをしたのに、お互いが不幸になってしまってはもったいない、それを解決したいと考えたそうだ。

その問題を解決するために、Gift Kitchenでは、複数の贈り物候補を相手に送り、相手にほしいプレゼントを選んでもらうという、喜んでもらいやすい仕組みを提供している。この仕組みならいらないプレゼントを贈り互いに不幸になってしまう確率が低下するという。バレンタインデーでの贈り物や、友達同士での軽いプレゼントなど、カジュアルギフトの市場規模は3.6兆円であり、さらにこの市場は成長中だという。

Gift Kitchenはギフトへの人々の障壁を取り除き、贈り物をする毎日の習慣となるような身近なものにしていきたいと考えています。そして、贈り物をしたら贈った側、贈られた側双方に幸せな気分になってもらう。そうすることで幸せな毎日が提供できるのでは、そんなことを考えています。

gift kitchen

クリエイター向けギャラリーサービス

creatty

「Creatty」はデザインやアート、ハンドクラフトなどの「ものを作る人」がオンラインのギャラリーを通じて、世界に作品を発信できるサービス。ピッチをおこなってくれたConnehito株式会社、代表取締役社長の大湯氏は、アートやデザインが好きでこのサービスをスタートさせたという。

クリエイターやアーティストにとって、ポートフォリオを見せる場はオンラインに移ってきている。Creattyは、まだオンラインに出てきていないアーティストをオンラインに登場させることを目指して活動しているそうだ。同サービスは英語対応しており、現在、8ヶ国で利用されているという。

Creattyは本日のEC的な視点に合わせて、新しい動きを発表してくれた。大湯氏はECでモノを売るときに大切なことは、「プロダクトの機能やデザインといったクオリティがとても高い」「プロダクトが持つストーリーに感動する」ことの2つだと考えているという。Creattyが新しく提供する「Creatty Store」では、アーティストがデザインをサービス上にポストすると、ポストされたデザインをもとに、Creatty側が工場と提携し、デザインのプロダクションを実施するというものだ。アーティストにとってはデザインをポストするだけで収益をえることができるそうだ。

この新サービスは11月中にプレ公開し、12月より販売開始をする予定となっているそうなので、クリエイター、アーティストの知り合いがいるという方は、ぜひ教えてあげてほしい。

Creatty

日本酒の定期購入サービス

SAKELIFE

告知記事には掲載していなかったが、飛び入りで「SAKELIFE」がピッチをおこなってくれた。厳選された日本酒を毎月顧客に届ける日本酒の定期購入サービスだ。日本酒の種類は、全部で5000銘柄を超えているにも関わらず、居酒屋で飲むことができるお酒は5、6種類ほど。美味しいお酒は数多くあるが、それを自分で探すことは至難の業。そんな顧客の代わりに美味しい日本酒を今キュレーションし、届けるのがSAKELIFEのミッションだ。

日本酒のほかにもメルマガを配信している。日本酒は飲む状況によって味が変わり、酒器によっても味は変わる。日本酒は温度が5度ごとに味が変わるという飲み物であるため、美味しくお酒を飲んでもらうには飲み方に関する情報も重要になるため、そうした情報も一緒に提供している。今のシーズンだと鍋とか、秋刀魚に合うお酒はなんなのかといった情報がメルマガで届くそうだ。

酒屋の25代目の高橋氏と、本日ピッチをおこなってくれた生駒氏の二人で立ち上げたこのサービスは、お客さんと継続した関係を構築できる定期購入というモデルを用いて日本酒のコンシェルジュのような立ち位置でお酒を提供している。SAKELIFEはオフラインのイベントにも力を入れ、コラボレーションをしているそうなので、日本酒とコラボしたい方はぜひ連絡してみてほしい。

SAKELIFE

日本発クラウドファンディングサービス

CAMPFIRE

最後には飛び入りでCAMPFIREの石田氏によるピッチもおこなわれた。Startup Datingのサロンイベントは飛び入り歓迎なので、ぜひみなさんも飛び入りでピッチをしにきてほしい。

CAMPFIRE


来週もまたテーマを決めてサロンイベントを開催する予定。テーマとゲストが決定したらこちらで告知します。

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