Facebookアカウントを利用した顔がみえるオンラインフリーマーケット「Whytelist」が、「LISTOR(リストア)」へとサービスの名称を変更した。
同サービスはWhytelistを1年ほど運営する中で、サービス上で扱われるアイテムの中でも特にファッションアイテムに対するユーザのニーズが強いことがわかり、ユーザのニーズに合致したサービスの提供を行うためにブランドイメージの刷新を図る。これまでのユーザは、LISTORへと変更されても継続してサービスを利用できるとのこと。
LISTORへと名称変更と同時に、iPhoneアプリをリリース。ユーザは最短1分という短い時間で簡単にストア開設が可能になり、iPhoneのカメラで撮影した写真を商品写真に使用したり、オリジナルのカバー画像を設定して自分のストアを彩ることができる。
Facebookの登録情報を活用する点は変わらず、相手の顔が見えるやりとりができる点やLISTORがお金の仲介に入ることによって、ユーザに安心や安全なショッピング体験を提供する。
Love itと呼ばれるお気に入りをする機能も変わらず存在しており、ユーザはストアオーナーとLove itしたり、コメントすることでコミュニケーションを撮ることも可能となっている。
同サービスはiPhoneアプリ以外にも、これまで通りPC上からも利用可能となっている。
LISTORを運営するWhyteboardは、昨年末に三菱UFJキャピタル株式会社および、ベンチャーユナイテッド株式会社を引受先とし総額約5000万円の第3者割当増資を実施している。この資金調達により、現在注目のモバイル領域におけるコマースサービスの開発に注力し、開発体制の強化、広告宣伝を積極的に行なっていく方針だという。
モバイル、ファッション領域のサービスといえば昨日リリースしたばかりのモバイルコマース「Origami」や、女性向けフリマアプリ「Fril」などが思い浮かぶ。これらのプレイヤーがファッションやモバイルコマースにおける体験をどう変化させていくのか、注目したい。
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