アジアのスタートアップのデータベースを構築するCreww

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

最近、東京でCreww.meの人々を紹介してもらえたのはラッキーだった[1]。日本を拠点とするこの企業は、確実に必要とされているものだ。日本とアジア地域のスタートアップのデータベースを収集することを目的にしながら、いくつかの大きな目標を掲げている。

CEOであり設立者である伊地知天(いちじそらと)氏と、Crewwの広報担当の石井こずえ氏に話をする機会に恵まれた。石井氏はこれまでしてきたことを中心に、地元のスタートアップを支援するための計画を詳しく語ってくれた。

Crewwとは?

Crewwは起業家のためのオンラインコミュニティです。チャレンジすることに情熱を抱き、チャレンジのためのリスクを恐れない人々を私たちは起業家と定義しています。自身の目標を追いかけ、変化を求め、冒険心を持っている人々です。Crewwには現在、2,500名以上の起業家、投資家、デベロッパー、デザイナーが登録しています。

私たちの主な特徴のひとつは、スタートアップのデータベースです。このデータベースは、ある意味でスタートアップのコーポレートサイトとして機能します。そこには採用情報、プレス記事のアーカイブ、アクティビティなど、スタートアップが彼らのファンに向けて公表する必要のあるすべての情報が収められています。このデータベースのインタフェースを「Aims」と名づけました。Aimsはスタートアップとファンのつながりを強化するために開発されました。

目標を掲げ、それに対する現在の状況を示すことで、ファンに対して目標達成に必要なものを伝えることができます。やる気のある人々が新しいアイディアでお互いを高め合っていけるようなコミュニティを築いていきたいと考えています。

Crewwの設立とその背景について

Crewwプロジェクトは2011年の夏、creww.meの設立者でありCEOである伊地知天によって始められました。ウェブサイトは今年の7月9日にベータ版としてリリース。社会に多くのイノベーションをもたらす場を提供するというアイディアから生まれました。

Creww設立のきっかけは?

伊地知天はカリフォルニア州立大学に在学時の21歳のとき、ロサンゼルスでウェブコンサルティング企業を設立しました。その後、東京とフィリピンのセブに支部を開設しました。2011年に家族行事のために日本に帰国し、東京を拠点とする起業家たちと過ごす機会がありました。彼らの話を聞いて、日本、そしてアジア地域全体におけるスタートアップの環境を改善できると気づいたのです。

チームについて少し教えてくれますか?

・伊地知 天(設立者兼CEO):シリアル起業家、Creww、SKYAVY、Oliの設立者。彼が手がけた以前のスタートアッププロジェクトは2010年にアメリカ企業に買収されました。
・家入 一真(共同設立者):シリアル起業家、Paperboy&co. 設立者(東京株式市場にて株式公開済み)、Hyper Internets社長
・平松 庚三(アドバイザー):小僧com株式会社社長兼CEO、株式会社ライブドアの前CEO、AOLジャパンの前社長兼CEO
・秋元 征紘(アドバイザー):日本KFCの前取締役員、ナイキジャパンの前CEO、ゲランの前社長
・中島 晋哉(アドバイザー):高島屋で10年以上バイヤーとして勤務、スターバックスコーヒージャパンの前副社長
・豊田 圭一(アドバイザー):スパイスアップ・ジャパン前役員、ラストリゾート前取締役員

Crewwのユーザは現在何人ですか?

約2,500人のユーザと200のプロジェクトがあり、その多くは日本を拠点としたものです。私たちは今月からサービスをアジアに拡大する予定です。

スタートアップや起業家がCrewwに参加すべき理由と利点は?

Crewwに参加して得られる最大の利点は、革新的なコミュニティの中でスタートアップと起業家がつながりを築いていけることです。このコミュニティではスタートアップとそのメンバーは横のつながりを広げることができます。例えば、スタートアップは他のメンバーからフィードバックを受けることでプロジェクトの質をさらに改善することができます。

Crewwの収益モデルは?

Crewwには、スタートアップのビジネス取引を手助けする「クラウドバックオフィス」というものがあります。スタートアップが企業として立ち上げようとすると、様々な法的書類の処理が必要となります。スタートアップはあらかじめ必要な情報を登録し、必要な時に公式フォーマットでダウンロードすることができます。

また、ソーシャル調査も提供しています。Crewwコミュニティの人々は探究心があり、トレンドに非常に敏感です。あるサービスがプロジェクトを公開すると、Crewwメンバーはそのサービスに対してアドバイスやフィードバックを提供します。それがプロジェクトを改善していくための参考になります。Crewwメンバーからのコメントは、革新的なサービスを構築していく上で何より信頼できる情報源なのです。

競合は?そして競合との違いとは?

競合にはAngel Listが挙げられますが、CrewwとAngel List間の最も大きな違いは、重点を置くステージでしょう。Angel Listではスタートアップには投資家たちを求めていますが、Crewwではスタートアップと起業家たちの間の強いつながりに重点を置いています。Crewwには人と人をつなげるための機能が幾つかあり、「おすすめ」機能で自分と同じ関心を持つ人を探し出すことができます。「出会い」機能を利用することで、Crewwの人々とオフラインで会うリクエストを送ることもできます。

もう1つの違いはターゲットエリアで、Angel Listは英語のみ提供、主な対象企業はアメリカとヨーロッパのスタートアップとなっています。Crewwのウェブサイトは、英語、日本語、中国語、韓国語に対応しています。私たちの主要ターゲット国は、日本、シンガポール、インドネシア、中国、そしてその他の東アジアの国々です。現時点では、私たちが東アジア市場における唯一のスタートアップコミュニティとなっています。

何か今後の計画などあれば教えてください。

東南アジア全域にCrewwを拡張する予定です。Tech in Asia [2]とこの地域での他のスタートアップメディアとの提携を皮切りに、Creww登録メンバーとプロジェクトを招く準備が整っています。


[1]. 長年のブログフレンドのSerkan Toto氏に対し、素晴らしい人々に引き合わせてくれたことに今一度多大な感謝を表明したい。
[2]. 編集者注:アジアのスタートアップにスポットライトを当てるというCrewwの目的がTech in Asiaの主要目的のひとつでもあることから、私たちはお互い助け合い、またエコシステム全体に役立つ可能性がある場合、共に活動していく努力をする。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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