ソーシャルメディア時代に、他社ブランドといかにして差別化するか?

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【原文】

企業がソーシャルメディアを利用して戦略的に顧客とコミュニケーションを取り、関係構築することは最近では当たり前になっている。しかし、誰もがソーシャルメディアを利用している時代に、企業はどのように他ブランドと差異化をはかればよいだろうか?

SimplyMeasured.comによると、Facebookが企業向けのタイムライン機能を導入した、たった1ヶ月後でエンゲージメントは65%増加したという。この事実をふまえて、企業が他と大きく差異をつける要素はビジュアルコンテンツだと私は考えている。結局のところ、人々はビジュアルコンテンツを見てシェアすることが好きなのだ。なぜなら、企業を認識するプロセスにエンターテイメントの要素をもたらし、これによって人々は企業について知ることになるからだ。

PinterestとTumblrの成功を支えたのは、まさにビジュアル要素である。美しい写真とセンセーショナルなデザインで私たちを惹きつけただけでなく、消費者がビジュアルをより重視するトレンドを作り出した。過去にはマーケターたちが「コンテンツが王様だ」と触れ回っていたが、今は「ビジュアルコンテンツこそ王様」なのだろう。

ビジュアルコンテンツがソーシャルメディアにおけるマーケティング戦略の一部でないとすれば、そのブランドはビジュアルコンテンツがもたらすバイラル効果の大半を見過ごしている。大手ブランドがどのようにFacebookファンページで効率的にファンを魅了しているかを見てみよう。

全てのブランドがスターバックスやコカコーラのようにソーシャルメディアに巨額の予算を注ぎ込むことはできないが、だからといってビジュアルコンテンツマーケティングの重要性を忘れてはならない。コンテンツのビジュアル化には写真が手っ取り早い方法だが、写真の共有方法にこそ戦略を練るべきである。

Facebookの「写真」アイコンは、最もクリックしやすい位置に置かれている。そのため、フォトアルバムこそ各投稿のマーケティング価値を最大限に活用できるものであると考えられている。

これは、「写真」アイコンは「フォトアルバム」セクションにリンクしているからである。したがって、フォトアルバムを最大限活用してトラフィックを集め、販売を促すのが最善の方法である。例えば、非常に人気のあるFacebookファンページのTokyo Otaku Modeはフォトアルバム形式でのみ写真を公表している。

ページは整っていて活気に満ちているだけでなく、各アルバムで写真をスクロールさせることでユーザエンゲージメントを高めているのである。

しかしながら、ビジネスの性質によっては常に新しくて新鮮な写真をアップし続けることはできない。そういった場合はどうやってビジュアルコンテンツマーケティングを展開すればいいのか?

Mashableなどのニュースブログのように、コンテンツが重いウェブサイトは情報豊富なインフォグラフィックを作成し、読者のためにデータをビジュアル化し始めている。

インフォグラフィックは、データや知識など複雑な情報を素早く明確に表してビジュアル化したものである。例えば、ニュースブログにおいてMashableは大量のTumblr統計データをこのようなインフォグラフィックで紹介した。

インフォグラフィックで伝えたメッセージは、大量のテキストに比べて長い間読者の記憶に留めておくことができる。既存のメディアよりも早くTwitterやFacebookでニュースが伝えられるインターネット時代においては、どんな情報もワンクリックで得ることができる。情報の豊富さと即時性により、情報の処理スピードや活用法が私たちの生活を根底から変えた。

The Atlanticの著者であるNicholas Carr氏は「Googleは我々の頭を悪くしているか?」と題した記事で、私たちが長い文章に集中できず数ページで飽きてしまうことについて議論している。文字を判読し、気をそらされずにしっかりとテキストと向かい合う能力は大いに失われてきた。だからこそ、スマートなマーケターやビジネスデベロッパーとして、私たちはビジュアルコンテンツマーケティングの価値を再考すべきである。

【via e27】 @E27sg

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