マドリードのIE Business Schoolと慶応大学が、東京で起業家イベントを共催

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

マドリードに本拠を置く IE Business School慶応大学メディアデザイン研究科(KMD)は、共同で東京の起業家に向けて初の Venture Day イベントを開催した。IE Business School は人々に起業を勧める多くのイベントを開催しているのに加え、MBA を輩出する上で世界のトップとして見られている。KMD は東京にあり、最先端のメディアテクノロジーを使って、社会のさまざまな問題を解決したり、新しいビジネスを創出したりする機会を人々に与えている。

このイベントは、日本やヨーロッパの傑出した起業家のキーノートと、ピッチング・コンペティションで構成された。コンペティションでは、トルコ航空が提供したマドリード往復航空券を狙い、スタートアップ10社が最優秀賞の座を争った。

我々の過去の取材で彼らの多くを取り上げたことがあるので、ここではすべてのスタートアップについて言及しないが、面白いアイデアを持った新しい顔ぶれに会うことができたので、彼らを紹介しておきたいと思う。

MoneyTree wins the top award in the pitching session.
MoneyTree がピッチセッションで優勝した。

CompiTechnology

スタートアップ業界で仕事しているなら、毎日あなたは何台のデバイスをかばんに入れて持ち歩いているだろうか。タブレット、スマートフォン、でも、コードを書く人にとっては、ラップトップも必要だろう。すべてを持ち歩くのは重く、すべてを購入するには金もかかる。さらに、たいていの人は、異なる複数のスマートデバイスを同時に使うことはないだろう。

CompiTechnology は、これまであなたが複数のスマートデバイスでやってきたことを、一台でできるスマートデバイスを作りたいと考えている。現在、次のプロダクトの制作とR&Dのために、100万ドルを資金調達している。

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Smart Lab Module (by Molcure)

多くの科学研究者は、異なる実験目的には異なるデバイスが必要になる。これは非常にコストがかかる。多種類の実験に適用できる多機能実験デバイスも存在するが、それは数百万ドルもする。(日本の産総研が開発した Mahoro など)

一人の東京大学の大学院生が、この種類のデバイスのライト版を作るアイデアを思いついた。スマホアプリ、モジュール、SDK を融合し、より安い実験デバイスを作り出すのだ。研究者にとって、このアイデアの優位性の一つは、実験中にラボに居なくてもいいことだ。居場所に関係なく、スマートフォンを使って実験のステイタスをチェックすることができる。

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Studio4word

Studio4word は、多言語のナレーション・翻訳サービスだ。この分野には Voip!クレオフーガがいることを読者は覚えているだろう。しかし、Studio4word が他社と差別化しているのは、わかりやすい料金体系だ。選択する言語にかかわらず、Studio4word から選んだネイティブスピーカーに、日本語以外の言葉では100語毎、日本語では100文字毎、1,000円でナレーションを依頼することができる。

外国語のナレーションに必要な翻訳やプルーフリーディングも提供している。このサービスは、世界進出向けにサービスのプロモーション・ビデオを作りたいスタートアップをターゲットとしているようだ。

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Sharebu Kids

Sharebu Kids は、子供向けのファッションに特化したフラッシュEコマースサイトだ。彼らの戦略は日本に進出していない海外の子供ファッションブランドと提携し、彼らに日本市場への露出機会を与えつつ、日本の消費者のために安価でプロダクトを買い付けている。

同社は日本のディストリビュータがいたり、旗艦店を持っていたりする有名ブランドとの協業にはあまり関心がない。この種のブランドは、値引きしない価格での商品販売を義務づけるからだ。ブランドの売上に加えてメリットを与えることで、同社は消費者にユニークなユーザ・エクスペリエンスを提供し続けたいと考えている。

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