2014年はハードウェア・スタートアップの夜明けとなるか

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昨年の年末、東京・西麻布にあるnomad new’s baseで、「MAKERSとかハードウェア・スタートアップな忘年会2013」と題したイベントが開催された。

Cerevoの岩佐琢磨氏、Gugenの岡島康憲氏、そして本誌編集長の平野が、「ハードウェアで起業」、「MAKERS」、「自作ハードウェア」といった単語に反応してしまう人向けに開いたイベントだ。

参加者は50人以上となり、Maker Faireニコニコ学会、Gugenといったイベントに参加するような多くのハードウェアスタートアップな人たちで会場は埋め尽くされた。

メーカー、開発者、デザイナー、商社、研究者など、多様な人が集う機会となり、筆者はその熱量に驚かされた。

普段、足を運んでいるスタートアップな人たちが集まるイベントとはまた違うエネルギーが、その日会場には渦巻いていた。当日、イベントに参加しながら、何人かの参加者の方から話を聞いたり、ピッチの様子を眺めていて、何が違うのかをぼんやりと考えていた。

おそらく、自分たちが作るものに対する愛情や「作りたい!」という欲求の強さが違うのではなかっただろうか。「MAKERSとかハードウェア・スタートアップな忘年会2013」に参加していたような人たちは、何かを作らずにはいられない、そんな人達だと感じた。

上の写真はピッチした人が持参したプロトタイプのプロダクトに参加者の人々が食いついている様子だ。このように、好奇心を抑えられない、といった勢いの人々が参加者には多かったように思う。

ピッチには、「Gugen2013」で大賞に輝いた筋電義手「Handie」も登場した。センシングの技術、処理能力、3Dプリンターを使うことによるコストの削減など、最近の潮流をうまく活かしたプロダクトだ。

現在、西海岸で開催されているITおよび家電関連の総合展示会である「2014 International CES」では、様々なハードウェアが発表されている。ウェアラブルデバイスの流れや、M2M(マシンツーマシン)の流れは2014年よりさらに加速していくと予想される。

技術面の変化とコミュニティの熱量、この2つが揃った2014年、興味深いハードウェア・スタートアップが登場してくる可能性は十分にある。THE BRIDGEでは、こうした流れをしっかりと追いかけていくために「Gadget」というカテゴリも新設し、ハードウェアやモノづくりの未来について取材を実施していく予定だ。

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