グローバル・ブレインが、韓国のイラスト・クラウドソーシング・プラットフォーム「Rainbow.dot」に出資

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左から:百合本安彦氏(グローバル・ブレイン CEO)、鈴木伸武氏(グローバル・ブレイン パートナー)、キム・ジョンユン(김정용)氏 (Mbite CEO)

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

グローバル・ブレインは今日(原文掲載日:7月8日)、イラスト・クラウドソーシング・プラットフォーム「Rainbow.dot」を提供する韓国のスタートアップ Mbite に出資したことを発表した。出資内容の詳細は明らかにされていない。

Rainbow.dot を使うと、ゲームデベロッパが韓国にいる300人以上のイラストレータにイラスト制作業務をクラウドソーシングすることができ、制作過程の生産性を向上することができる。海外のゲームデベロッパが韓国のイラストレータに業務を発注しやすいよう、言語障壁を取り除くため多言語間翻訳システムが搭載されている。

2011年のローンチ以降、同社は韓国のアマチュア漫画家向けに Indiket というコンテンツ配信プラットフォームを提供してきた。昨年には、韓国の漫画家が日本企業と仕事する機会を増やすことを狙いとして、Inkoo という新しいプラットフォームを立ち上げている。

Mbite は、今回調達した資金を中国や英語圏市場への展開に充てる見込みだ。グローバル・ブレインにとっては、今回が 5RocksVCNC に引き続き、韓国スタートアップへの3番目の出資となる。この分野には、似たようなビジネスを展開する MUGENUP などの日本のスタートアップが存在する。

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