(編集部注:この翻訳記事の初出は5月30日です)今月初め、中国の人気スマートフォンメーカーXiaomi(小米)が、16GBのストレージと7.9インチ画面を備えた1499元(約240米ドル)のMi Padでタブレット市場に参入すると発表した。この発表自体はサプライズではなかったが、1つだけ不明な点が残った。創業者のLei Jun(雷軍)氏がデバイスの発売日に言及しなかったのだ。
中国の一般消費者がXiaomiのウェブサイトでMi Padを買えるのがいつになるかは未だわからないが、熱狂的なファンにはなんと1元(約0.16米ドル)で手に入れるチャンスがもうすぐ訪れるという。
同社ユーザフォーラムの発表によると、XiaomiオンラインコミュニティのVIPメンバーはMi Padのベータ版を6月6日から申し込める。用紙に記入して提出すると、1元とコミュニティへの貢献で獲得した300ポイントを支払うことになる。
タブレットを実際誰が受け取れるかについては、同告知ではXiaomiフォーラムではアクティブでほんの一握りのメンバーだけであると明確に述べている。VIPメンバーになりたい人やただ目立ちたいだけという人は応募できない。
Xiaomiが熱烈な愛好家に自社製品のベータ版を提供したのは今回が初めてではない。昨年12月、当時最新のスマートルーターを期間限定のフラッシュセールで1元で販売したが、幸運にも購入できた人は自分で組み立てる必要があった。
リリース前の製品を提供するのも同社の企業精神のひとつであり、スマートフォン(また同じくタブレット)を快適に使うためのMIUI ROMに関しては、愛好家からのフィードバックがメッセージボードに毎週届いている。
Xiaomiは2013年の3倍以上である6000万台のスマートフォンを今年中に出荷する予定だ。同社は最近中国本土以外で4つ目の市場となるマレーシアで事業を開始し、今年中にインドおよびその他の東南アジアにも進出する見込みである。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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