「Prynt」は、スマートフォンで撮影したデジタル写真をBluetoothで送り、その場で感熱紙に写真に印刷してくれるケース。
Clement Perrot氏率いるフランスのスタートアップが進めているプロジェクトで、来年にもKickstarterで1つ99ドル(約1万2千円)でプロダクトを提供する設定で資金調達予定。中国の深圳(シンセン)で部品を調達し、試作を重ねているそうだ。
スクリーンサイズ4インチ台の主要機種に対応、iPhone 6 PlusやGalaxy Noteなどの大型サイズのスマートフォンも追ってサポート予定。現在のプロトタイプでは1枚の印刷用紙しか挿入できず、印刷も50秒かかるが、最終的には30枚紙を入れることができて、1枚の印刷時間を30秒まで縮めることを目標にしている。
また、Pryntアプリには拡張現実機能が実装されるというのも面白い。Pryntアプリから写真を撮影すると、シャッターを押す前後の動画が自動的に撮影されクラウドに送られる。
そして写真をプリントし、その写真をアプリのカメラから見ると写真の上に再生ボタンが現れ、その写真を撮影した時の動画が再生される。みんなでセルフィーを撮ってる時の動画を、プリントした写真と同時に楽しめるというわけだ。
スマートフォンケースの高機能化にも色々なパターンが生まれるかもしれない。
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