
昨年12月に、ABテストの「Optimizely」とのシステム連携を発表したヒートマップ型サイト改善ツールの「Ptengine」。同社は、そのアクセス解析ツールの提供アカウント数が2万アカウントを突破したことを発表しました。
2013年7月よりサービスを開始したPtengineは、その2013年のグッドデザイン賞が物語るように、誰でも使える簡単なUI、そして「使って楽しい」をUXのコンセプトに掲げています。Webページにおけるユーザーの閲覧、またクリックやタッチをサーモグラフィーで見える化するヒートマップ機能が好評を得て、個人・法人ともに導入サイトを増やしています。
2014年末には、英語圏での本格提供を開始し、ABテストツールのOptimizelyとシステム連携。グローバルでNo.1を争うABテストツールとの連携が、ユーザーが寄せるPtengineというサービスへの信頼性を高めています。
「Optimizelyとのシステム連携には手応えを感じていますが、導入数の大幅増加の最大の要因は自社でのマーケティング活動の成果だと分析しています。英語圏でのマーケティングチームを着々と増員し、様々な施策のトライアンドエラーを繰り返しています」(Ptmind 事業戦略部長 小原良太郎氏)
でも、まだまだ日本国内また英語圏におけるPtengineの利用数や認知度は低く、今後、いっそうマーケティング活動に力を入れていくとのこと。企業がデータをもとにビジネス上の適切な意思決定ができるよう、データの可視化に注力していきます。
国内外で着々とアカウント数を伸ばすPtengineが今後どのように機能を強化し、また他社サービスとのシステム・サービス連携を行っていくのか。今後の展開に注目です。
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