Tencent(騰訊)のスマートデバイスOSの写真が流出、その中身とは?

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TOS

今年の初めにTencent Operating System「TOS」をローンチした中国のインターネット業界大手Tencentは先週、GMICにおいて、スマートウェアラブル、スマートテレビ、VRヘッドセットといった新興スマートデバイス分野に対応する「TOS+」戦略を公表した。発表から数日後、TencentOSの写真が初めてオンライン上に流出した。

画像によると、AndroidベースであるTOS+はスマートウォッチ向けの機能を多く備えていることがわかる。スポーツデータのモニタリング、メッセージ機能、電話の応答、音楽、メール通知といったものだ。TOSは音声認識やモバイル決済にも対応しており、さらに今後はユーザが様々な場面で情報を得られるようタクシーの手配やレストランの予約、手早い宿泊手続きといったローカルライフサービスにも特化していく予定だ。

Tencentによると、TOS+はあらゆるスマートデバイスをつなぐオープンソースプラットフォームの構築を目指しているという。Tencentにとって、ゲーム、ソーシャルメディア・エンターテイメントサービス、モバイル決済など他のサービスを推し進めるために、TOS+は全てにおいて理想のプラットフォームなのだ。

現地の競合他社同様、TencentはOS分野に力を入れ、その他のモバイルサービス向けのいわゆるエントリー製品と見なされる分野での足場を固めようとした。TencentはAndroidスマートフォンOSのTITAを2012年には展開していたが、注目を集めることができなかった。今回Tencentは戦略を刷新し、インターネットに接続されたデバイスとウェラブルに集中することにしている。

スマートウェアラブルやIOT製品が中国のガジェット好きの大半の心をつかみ始めたこのタイミングでの動きは妥当だと言える。さらに、GoogleのAndroid Wearは中国ではサービスを利用できないため、国内企業が独自のOSを開発せざるを得ない状況にある。

しかし、中国企業でこの動きに気付いたのはTencentだけではない。中国の検索エンジンBaiduはAndroidをベースにしたスマートウォッチ用OSのDuWearを今年の4月にローンチしている。

【via Technode】 @technodechina
【原文】