Alipay は将来、決済処理に顔認識機能を導入するかもしれない。注文処理を実行する時に Alipay(支付宝)アカウントにログインする際、ユーザの ID をフェイススキャンで確認するのだ。Alibaba は、顔認識機能を活用した決済処理が将来技術的に可能になることを示している。9月、Alibaba の系列会社である Ant Financial(螞蟻金融)が、アメリカ拠点の Eyeprint ID 用バイオメトリクスプラットフォームを製造する EyeVerify を買収している。
Alibaba Group のロジスティクス系列会社 Cainiao(菜鳥)は、ビックデータを活用するインテリジェンスロジスティクスのプラットフォームを提供している。中国におけるロジスティクス関連の問題を解決しようと、Cainiao は倉庫やロジスティクス企業と提携した。巨大 e コマース企業である同社は、国内配送を24時間以内、国外配送を72時間以内に完了させることを目指し、AR による仕分けシステムの試験や調査を実施している。Microsoft Hololense AR ヘッドセットを用いた同ソリューションを取り入れることで、従業員は指定の棚まで最短距離で移動し荷物を手にすることができる。AR ヘッドセットはさらに、バーコードをスキャンし、商品の品質確認も行う。
慢性疾患に苦しむ人々と専門家をつなぐオンラインヘルスプラットフォーム Vida Health が、Canvas Ventures がリードしたシリーズ B ラウンドで1,800万米ドルを調達した。このラウンドには Nokia Growth Partners(NGP)や Aspect Ventures も参加した。 2014年に設立された Vida Health は、糖尿病やうつ病、不安神経症、高血…
Vida Health
慢性疾患に苦しむ人々と専門家をつなぐオンラインヘルスプラットフォーム Vida Health が、Canvas Ventures がリードしたシリーズ B ラウンドで1,800万米ドルを調達した。このラウンドには Nokia Growth Partners(NGP)や Aspect Ventures も参加した。
2014年に設立された Vida Health は、糖尿病やうつ病、不安神経症、高血圧を抱える患者に対してそれぞれをサポートしてくれる専門家とマッチングすることを目的としている。専門家とはパーソナルトレーナーや栄養士、看護師、セラピストなどだ。さらに、より健康的な生活を目指す人のための「ウェルネスコーチング」全般も取り扱っており、2年前のサービス開始以来、利用者数は3万人を超えるという。
ネイティブモバイルアプリとしても充実する Vida Health だが、Fitbit や MyFitnessPal、Apple Health などの人気ヘルス・フィットネストラッカーとも統合し、ユーザのバイタルデータに直接アクセスしてコーチングしてくれる。これにより、ユーザ個人に合ったプランを作成し、またデータに基づいたプログラムを適用してテキストや音声、ビデオチャットによってリアルタイムのアドバイスを送ることができる。
Vida Health
同社は2014年にもシリーズ A ラウンドで500万米ドルを調達しており、今回獲得した資金によって「さらに多くの慢性疾患患者や健康状態を改善したいと願う消費者にサービスを提供する」プラットフォームへと成長できると声明で発表している。
Vida の共同設立者で CEO の Stephanie Tilenius 氏は次のように述べている。
さまざまな数値に軽く目を通すだけでも、Vida が参入しようとしているマーケットの規模がわかる。アメリカにいる成人のうち40%近くが肥満であるとされており、太り気味の人は70%を超える。人口の約10%(2,910万人)が糖尿病であり、およそ3分の1(8,600万人)がその予備軍だと言われている。Centers for Disease Control and Prevention(疾病対策予防センター、CDC)によると、アメリカ国内の生活習慣病ケアに関する支出は毎年2.5兆米ドルに上るという。
Vida は個人の消費者向けサービスだが、社員の健康状態を改善してヘルスケアにかかるコストを削減したいと考える企業に対してもサービスを提供している。顧客には Steelcase、eBay、FICO などが名を連ねる。同社はデジタルヘルスプラットフォームのマーケットが成長していることを示している。今年8月 Accolade は、「コストが高く、複雑で統一性のない」ヘルスケアの世界を従業員にガイドするプラットフォームで雇用主のヘルスケアコスト削減をサポートするべく9,360万米ドルの資金調達ラウンドを実施した。こういった需要は健康改善にとどまらない。先月、従業員とプロの健康開発コーチをつなぐプラットフォーム BetterUp は1,290万米ドルを、また健康指導を求める人と指導者をつなぐ Everwise は1,600万米ドルを調達している。
Gatebox にはひとつ気になる機能が備わっている。それが外部入力だ。HDMI 経由で自分の PC からオリジナルの映像を投影できるようになっている。当然ながらそこに自分が作ったオリジナルのキャラクターを投影したいというリクエストがあるはずだ。武地氏に尋ねたところ、やはりそういった声が多いということで今後、対応していきたいと回答してくれた。