
ドローンメーカー大手 DJI(大疆) が、ドローン愛好家や熱狂的ファン向けに、完全装備のスペースで飛行スキルをテストできるアリーナを新たに日本で開設した。
東京のDJI Arena は、昨年8月に韓国でオープンしたアリーナに次ぐ2番目の施設だ。
アリーナにはショップやテクニカルサポートのスタッフが配備されているが、新 DJI ハブの主目的は、ループやロールを練習するためのカスタマイズ可能なサーキットやネットが設置された安全な環境で誰もがドローンを飛ばせるようにすることだ。

本日(10月17日)のニュースの数か月前には DJI は新しいドローンを2体ローンチし、Spark ミニドローン用の新機能「スフィアモード」を導入している。「スフィアモード」では魚眼レンズエフェクトでパノラマ写真の撮影を可能にしており、SNS でその写真を共有できる。 また、同社のドローンが米国陸軍からサイバーセキュリティ上の脆弱性を理由に禁止された後、同社はセキュリティの強化に努めなければならなかった。
DJI Arena は個人や団体向けに開放されており、企業イベントの開催を希望する企業も対象としている。
DJI のブランド管理・運営ディレクター、Moon Tae-Hyun 氏は次のように述べた。
当社の空撮技術に対する関心が高まり続けている中で、DJI Arena のコンセプトは、単に愛好家だけでなく、この技術の事業活用や飛行スリルを味わいたいと思っている人々にもエンゲージメントするための新しい試みです。
結局のところこのアリーナは、ドローンの購入に踏み切れない人が自分でどのように使えるのか試してみることができる、ドローン体験のプロモーションの場となる。すでに保有しているという人は、特に天気が優れない日など屋外ではなかなかできないことを試すためにこのスペースを使用することができる。
Tae-Hyun 氏はこう付け加えた。
ドローンがどのように機能するのか、どれくらい簡単に飛ばすことができるかを理解すると、次はこの技術で何をすることができるのかを発見し、新しい大きな可能性が広がることになるでしょう。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
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