Twitter認証による質問・回答サービス「Peing-質問箱」を運営するジラフは1月9日、同サービスの英語版を世界40カ国を対象に提供開始することを発表した。英語版では「QuestionBox」として公開される。
Peing-質問箱は質問箱を開設しているTwitterアカウントの保有者に対して匿名で質問ができるサービス。質問されたユーザーは回答をTwitterでシェアすることで、匿名の質問者に回答を届ける。質問箱はTwitterアカウントの認証で開設することが可能、質問するだけであれば質問箱の開設は必要ない。
個人事業主であるせせり氏(本名非公開)が2017年11月に公開した同サービス。2017年11月から12月の1カ月で約2億PVを獲得している。その後、2017年12月に同社が買収を発表した。
今回の英語版ではアメリカ、イギリス、ドイツ、香港、中国、韓国、インドなどの国々がサービスの提供対象となる。同社代表取締役の麻生輝明氏によれば、日本語版のみの公開時点で中国からのアクセスや利用があったということだ。
買収から海外展開について麻生氏はチャレンジだと話しており、「複雑なコンテンツサービスではなくシンプルなWebサービスである点、Twitterというグローバルなプラットフォームを活用している点が今回の英語版の早期リリースに繋がった大きな要因」だと教えてくれた。
今後はTwitter以外の世界的に利用されているプラットフォームへの対応を検討している。Instagramへのフォーマットや既に利用されている中国ユーザーに向けて中国語や中国版Twitterと呼ばれるSNSのweiboへの対応を実施し、シェア獲得を目指す。
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