SVB report 2018 スクリーンショット Image Credit: Silicon Valley Bank (SVB)
2017年は多くの変革が見られた年だったが、スタートアップの世界では何も変化がなかったようだ。Silicon Valley Bank(SVB)が本日(1月29日)リリースしたレポートによると、スタートアップ設立者らは現在でもベンチャーキャピタル(VC)が最大の資金調達の場だと語り、新規株式公開(IPO)より買収が望ましいと考えていることがわかった。さらに、女性より男性の方を雇用する傾向にあることも明らかになっている。同レポートは、SVB が行ったスタートアップ1,045社(主にアメリカ、イギリス、中国が拠点)への聞き取り調査を基に作成されたものである。
本稿は、Disrupting Japan に投稿された内容を、Disrupting Japan と著者である Tim Romero 氏の許可を得て転載するものです。 Tim Romero 氏は、東京を拠点とする起業家・ポッドキャスター・執筆者です。これまでに4つの企業を設立し、20年以上前に来日以降、他の企業の日本市場参入をリードしました。 彼はポッドキャスト「Disrupting Japan」を…
Ping An Group(平安集団)のプレスリリースによると、同社の子会社である Ping An Technology(平安科技)は、アジアの主要アクセラレータネットワーク SparkLabs Group と提携し、Ping An 初のフィンテックアクセラレータをローンチした。 このフィンテックアクセラレータは、SparkLabs と Ping An Technology が共同で運営する。Pi…
このフィンテックアクセラレータは、SparkLabs と Ping An Technology が共同で運営する。Ping An の声明によれば、アクセラレータプログラムへの募集受付は世界中からまもなく開始され、最初のバッチには10社が採択される予定。プログラムからはセミナーやハンズオンメンターシップが、採択社には大企業ネットワーク、リソース、Ping An Technology Cloud(平安雲)などの特典が提供される。
Ping An Technology CEO の Ericson Chan(陳立明)氏は、次のように語った。
Ping An Technology は、Ping An Group にとって新技術のインキュベータです。我々のインキュベーションエコシステムにおいて、重要な部分を占めています。
中国の持株コングロマリットの技術部門として、Ping An Technology は、Ping An Group の保険、バンキング、投資、インターネットビジネスの技術面をサポートしている。生体認証、人工知能、ビッグデータ、クラウド、ブロクチェーンといった技術の研究開発に特化している。すでに世界中の多くのトップ大学とも協業を始めているそうだ。
ビットコイン、e ペイメント、マイクロレンディングといったフィンテックのバズワードは、中国のニュースの見出しを埋め尽くしつつある。近年の中国フィンテック業界の急発展は、新興企業と老舗企業の両者に、それぞれ異なる事業機会をもたらしている。Ping An Group のような中国の主要プレーヤーは、これらの異なる事業機会から実行できることに着手し始めている。
Ericson Chan 氏は、次のように述べた。
大変ユニークなアクセラレータです。参加企業には、スケールが可能な実際のやり方で、彼らの技術やビジネスを試せる機会を提供します。Ping An Cloud のオープンなプラットフォームは、これらの企業のソリューション確立を支援するために提供されます。