Makuakeが縫製ネットワークの「sitateru」と提携、ファッションプロジェクトの運用を効率化——フィルムカメラユーザ向け機能シャツを発表

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左から:シタテル マーケティング担当 三澤幸太氏、マクアケ取締役 坊垣佳奈氏

クラウドファンディング大手「Makuake」を運営するマクアケは5日、衣服生産プラットフォーム「sitateru」を運営するシタテルと業務提携し、ファッションジャンルの事業者向けに、衣服の生産(サンプル生産を含む)、プロモーション、マーケティング、量産までを一気通貫で提供するサービスを開始すると発表した。

両社ではプロジェクト第1弾として、フィルムカメラユーザ向けの機能シャツのクラウドファンディングを5日から開始する。この機能シャツは、写真をきっかけに Instagram で繋がった7人のコミュニティ「中央線の民」が企画したもので、フィルムカメラユーザが手ぶらでカメラ散歩できるのが特徴。フィルムやカメラを多数収納できるポケットを備えているほか、カメラの適正露出を決められる「EV 値」の早見表(下図)が前面ポケットにプリントされている。

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makuake と sitateru では、今回の機能シャツを皮切りに年間で20件ほどのファッションプロジェクトを共同で支援していきたい考え。Makuake 単体でもこれまでに500件ほどのファッションプロジェクトを支援しているが、商品の考案段階で大量生産を必要としない sitateru のしくみを活用することで、より柔軟なプロジェクトの増加を期待しているようだ。

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