JAL、7,000万米ドル規模の「Japan Airlines Innovation Fund」を設立——国内外スタートアップとのオープンイノベーションを加速

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Image credit: 123RF

JAL は24日、国内外スタートアップに投資を行う CVC「Japan Airlines Innovation Fund」を設立すると発表した。出資総額は7,000万米ドル規模の。シリコンバレーの Translink Capital がディールソース、投資実行、ハンズオンサポートを提供する。JAL では、総合エアモビリティサービスの提供、新たな手段・体験の提供、顧客のさまざまな生活シーンに溶け込んだ付加価値の提供で、新規事業を創造するとしている。

JAL はこれまで、スタートアップイベントに協賛し、起業家の海外渡航を支援するマイレージを特典として付与するなどの活動を行ってきた。昨年5月には、スタートアップ100社との連携を目指して、本社のある東京・天王洲アイルに「JAL イノベーションラボ」を設置している。

スタートアップへの投資では、月面探査チーム「HAKUTO」運営の ispace が2017年末に実施したシリーズ A ラウンドに参加している。また、2017年の「Morning Pitch」年末総括版で優勝した難聴者向け対話支援機器「comuoon」を、それより前となる2015年にカウンター接客のトライアルに導入した実績がある。

日本の航空業界のスタートアップとの関わりを見てみると、JAL 同様、ANA も スタートアップイベントに協賛するとともに、クラウドファンディングサイトの運営世界的なアバター開発コンペティションの主催などを展開している。前出の ispace と同様に宇宙スタートアップである Astroscale のシリーズ C ラウンドに参画、昨年末に発表されたグローバル・ブレイン主導の CVC ラボ「α TRACKERS(アルファトラッカーズ)」への参加も発表された。

海外に目を転じると、Lufthansa Innovation HubLufthansa Cargo、また、Lufthansa がメンバーでもある Star Alliance が Plug and Play と組み、オープンイノベーションの活動を通じたスタートアップとの連携模索に注力している。

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