
Image credit: TableCheck
レストランデータプラットフォーム「TableSolution」と「TableCheck」を開発・提供する TableCheck(旧社名:VESPER)は2日、直近のラウンドで6億円を調達したことを明らかにした。同社はこれまでに、ジャフコ、SMBC-VC、出井伸之氏、山田進太郎氏から4.65億円を調達しており、今回の調達を受けて累積調達額は10.65億円に達した。
今回の調達を受けて、同社はオーストラリアとタイに進出し新たな拠点を開設する。これまでの国内(東京・大阪・福岡)、韓国、シンガポール、インドネシアと合わせ、世界で8拠点となる。また、社外取締役として福島純夫氏(住友銀行パリ支店長、ゆうちょ銀行執行役副社長などを歴任)と倉林陽氏(DNX Ventures マネージングディレクター)、監査役として安井幸吉氏(日本サブウェイでマーケティング部長や営業部長、ダイナックで執行役員として店舗開発部長や事業推進本部副本部長を歴任)が就任した。
TableCheck は、クラウド型レストランマネジメントシステム TableSolution と検索・予約サイト TableCheck を運営。2013年10月のサービス開始以来、現在では19カ国4,000店舗の飲食店・レストランに導入されている。また、TableCheck の月間予約人数は約100万人に達しているという。チャーンレートは1%以下、海外では導入店舗数が前年比2倍、国内では1.7倍となっている。今回新規に進出した海外拠点に加え、2020年2月末までに香港とドバイにも進出する計画だ。
via PR TIMES
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