中国最大のライブストリーミングアプリ「YY(歓衆時代)」運営、世界展開を視野に転換社債発行で10億米ドルを調達

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YY(歓衆時代)

中国のライブストリーミングソーシャルメディア会社 YY(歓衆時代)が、シニア転換社債の発行で合わせて10億米ドルを調達したと6月24日に発表した。同社は海外市場への展開に向けた資金を必要としている。

総額の半分にあたる5億米ドルは2025年に、もう半分は2026年に満期を迎える。一次取得者(initial purchasers)が権利を行使し、各社債を7,500万米ドルずつ、計1億5,000万米ドル分購入した。

YY によると、社債発行による収益は、関連するキャップトコール取引、グローバル展開、動画ベースのコンテンツ提供の充実、テクノロジー、その他一般的な用途に充てられるという。

ライブストリーミングプラットフォームの YY Live や Huya(虎牙)を所有する YY の純収入および月間アクティブユーザ数(MAU)は、2019年第1四半期は着実な成長を見せた。同社の決算報告書によると、YY の動画およびライブストリーミングのサービスを合わせると、2019年第1四半期末時点における全 MAU は4億人に達したという。その約75%は海外市場のユーザだ。

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また同社の第1四半期の純利益も、前年比224%と急増した。これは主に、以前保有していた Bigo の持分の測定利益(measurement gains)に起因する。Bigo はシンガポールを拠点とするライブストリーミングサービスプロバイダーで、YY が3月に買収した

CEOの Li Xueling(李学凌、英名 David Li)によると、Bigo の主要ライブストリーミング商品である Bigo Live が、発展途上国から先進国へとサービス範囲を広げている。先進国におけるアプリ収入は収益の約20%を占める。

その一方で、海外マーケティングや、Bigo およびインドネシアに焦点を当てたゲームベースのソーシャルアプリ「Hago」との販売努力の強化に伴い、2019年の第1四半期の運営コストは2倍近くに膨れ上がった。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】