クラウド型ビジネスチャットツール「Chatwork(チャットワーク)」、東証マザーズに上場へ

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Image credit: Chatwork

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

クラウド型ビジネスチャットツール「Chatwork(チャットワーク)」を運営する Chatwork は15日、東京証券取引所マザーズ市場への新規上場が承認されたことを発表した。上場⽇は9⽉24⽇の予定で、60万株を公募。790万株を売り出し、需要に応じて127万500株を上限に追加売り出し(オーバーアロットメント)を行う。主幹事は大和証券。仮条件は8月29日に決定され、ブックビルディング期間は9月2日から6日まで。

有価証券報告書によると、18年1~12月期の通期業績は、売上高が13億100万円、営業損失が1億8,600万円、純損失が1億1,000万円。同社の旗艦サービスであるクラウド型ビジネスチャットツール Chatwork の全ユーザー数は274万7,000人で、うち有料プランのユーザー数は36万4,000人(19年6月末時点)。このほか、スロバキアの IT セキュリティ会社 ESET のアンチウイルス製品の販売を行なっている。

Image credit: Chatwork

Chatwork は2000年7月の設立(設立当時の名前は EC Studio)。2015年4月に GMO Venture Partners から3億円、2016年1月に GMO Venture Partners、ジャフコ、新生企業投資、SMBC ベンチャーキャピタルから15億円を調達している

元々、大阪で設立された Chatwork だが、神戸市西部の谷上地区にシリコンバレーのようなエコシステムを作るというプロジェクトに参画し、本社を神戸・谷上地区に移転。現在、東京や大阪にもビジネスぺレーションを置き、また台北には駐在所を開設している。

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via Chatwork

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