6月開催のApple恒例「WWDC 2020」はオンライン開催へ、損失見込まれるサンノゼ地域には100万ドル寄付も

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Image Credit: Apple

本稿は提携するVentureBeatの記事「Apple shifts WWDC 2020 to online, will livestream keynote and sessions」の抄訳になります

Appleは自社が主催するイベント「Worldwide Developers Conference(WWDC)」を過去33年間で初めてオンライン開催することを発表した。(編集部注:原文掲載は現地時間の3月13日)今まで同社はサンフランシスコ、サンノゼ、サンタクララのコンベンションセンターを毎年賑やかにしてきた実績を持つが、地元当局のCOVID-19対策要請を受け自粛を決定した。

「WWDC 2020は今までとは違った、革新的な方法で世界中の開発者と交流を図る機会となりそうです」と同社SVPのフィル・シラー氏は述べる。

「現在の世界的混乱を考えれば、WWDC 2020は既存の方式とは違った手段で開催するのが適切でしょう。もちろん、オンライン型となりますが基調講演セッションを始めとしたフルプログラムを変わらず提供していきます。これを機に、新しいコミュニティーエクスペリエンスの提供を目指していく所存です。詳細は数週間以内に発表します」。

カンファレンスの詳細については未だ明らかとなっていないことが多い。しかし、同社が新OSのベータ版を6月にローンチ準備を進めているのは明らかだ。同社SVPのCraig Federighi氏は以下のように述べる。

「新しいコードを開発者コミュニティーの皆さんの手元へ届けること、また、全く新しい方法で皆さんとコミュニケーションが取れることを楽しみにしています」。

Appleは、オフラインでのWWDC自粛に伴い損失が見込まれるサンノゼ地域に対し100万ドルの寄付を実施する。仮に6000枚のチケットが売れた場合、同社はチケット売買のみで1000万ドル弱の利益を生み出す。それでも開催に踏み込めなかったのは、カンファレンスまでにCOVID-19の混沌が収束する確信が得られなかったからだろう。

同社がWWDCの運営に変更を加えたのは今回が初めてではないが、オンライン開催にまで至るのは今回が初なのは明らかだ。

AppleはCOVID-19が世論を包み込む前から、開発者ニュースやイベント情報、ライブストリーミングなどの配信を公式アプリApple Developerより配信する準備を整えてきた(WWDC appから名称変更)。

同アプリ上では、開発者向けコンテンツの閲覧はもちろん依然と可能だが、基調講演などのコンテンツも同アプリから配信されることが予想される。これにより、WWDCで発表される可能性の高いとされる、今年後半にリリース予定のmacOS、iOS、iPadOS、watchOS、tvOSについてもこの機会に情報を得ることができるだろう。

Appleは今後の予定についてはe-mail、Apple Developerアプリ、Apple Developerウェブサイトを通して通知するとする。カンファレンスに関する詳細は6月ごろまでに明らになるはずだ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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