自動運転車のMobileyeが誇るセンサーシステム(2/3)

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Mobileyeが公表しているロードマップ

Custom sensors

(前回からのつづき)Intelが2017年3月に153億ドルで買収したMobileyeは、2つの独立した自動運転システムを構築している。 1つはカメラをベースにしたもので、もう1つはレーダー、LiDARセンサー、モデム、GPS、およびその他のコンポーネントを組み込んでいる。前者はMobileye社のEyeQ5 SoCで11台のカメラを処理し、LiDARとレーダーによる冗長性も備えている。 Shashua氏によれば、次世代チップである7ナノメートル製造プロセスを採用したEyeQ6は2023年に登場予定で、引き続きTSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング)によって製造される。

Mobileyeのシステムは、8台のカメラ、12個の超音波センサー、前面レーダーを車載コンピューターと組み合わせて使用することで一定レベルの高速自律性を実現するTeslaのオートパイロットと同様だ (Teslaは「通常の運転操作中」に数十万台の顧客所有車両から匿名化されたデータを収集することにより、車の自律機能を「シャドーテスト」する)。ただし、CEOのElon Musk氏はレーザーベースのセンサーを「(自動運転車にとっての)松葉杖」と呼び、Tesla車にはLiDARが搭載されていない 。

MobileyeのLiDAR用SoCは、デジタルおよび「最先端の」信号処理、さまざまなスキャンモード、豊富なローデータの検出、マルチフレームトラッキングを備えている。同社は、AIアルゴリズムを使用し自社テクノロジーでコンピューティング要件を削減することで、自動運転車が毎秒最大50万件の検知が可能になると主張している。

Shashua氏は「これは本当にゲームチェンジャーになります」と2025年に市場に投入される予定のLiDAR SoCについて述べた。「私たちはそれをPIC(Photonic Integrated Circuit:フォトニック集積回路)と呼んでいます。 PICには184本の垂直線があり、それらを一度に光学スキャンします。これが可能な製造設備を持っていることは非常にまれです。そのため、このようなLiDARを用いたシステムを構築することがMobileyeとIntelに大きなメリットをもたらします」。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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