THE SEEDが京大と共同研究を開始、学内の起業家発掘・育成を目指す

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シードラウンドを中心に投資する THE SEED は18日、京都大学と提携してスタートアップの育成、学内の起業家発掘・育成を目的に、新産業等の業界動向の調査を共同で行うことを発表した。京都大学農学研究科でバイオスティミュラント資材の研究を行っていた AGRI SMILE 中道貴也氏への創業投資がきっかけとなり共同研究への取り組みが始まったという。

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THE SEED は2019年から京都の元田中で、無償で作業スペースや最新VRデバイスなどの機材を利用できるインキュベーションスペース「SEEDKYOTO」を運営してきた。今後は連携して京都大学の学生向けに起業に関するイベント・セミナー・授業の企画・運営、新産業の業界動向に関する調査テーマの提案を行い、京都大学は調査報告、講義の周知、産学連携に関心ある学生の募集を行う。

京都大学の認定ファンドを運営する VC としてはみやこキャピタル、京都大学が出資するファンドとしては京都大学イノベーションキャピタルが存在する。京都の大学が起業を促す動きとしては、京都芸術大学を運営する瓜生山学園が先月、テクノロジー・スタートアップに投資するファンドの設立を発表した。京都で立命館大学を運営する立命館学園は、起業を促進する部門「RIMIX」や社会起業ファンドを開設している。

via PR TIMES

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