Howie Mandel 氏がメタバースに足を踏み入れる。DeepBrain AI は、コメディアンで俳優の Howie Mandel 氏 をかなりリアルに再現した AI を作成した。
韓国とカリフォルニア州パロアルトに拠点を置く同社は Howie Mandel 氏を再現した AIを「AI Howie」と呼んでおり、これは没入型でパーソナライズされたファン体験のためのインタラクティブなバーチャルヒューマン・デジタルツインだ。AI Howie は、上の動画の中で VentureBeat について言及してくれている。
Tom Cruise 氏などのディープフェイクとは異なり、有名コメディアン、俳優、司会者、テクノロジー愛好家である Mandel 氏は DeepBrain AI に協力し、Mandel 氏のバーチャルヒューマン AI レプリカを作成した。先日サンフランシスコで開催された MetaBeat のイベントで、我々は同社の AIキャラクタ「バーチャル Paris Hilton」を使用した。
Howie Mandel 氏は以下のように述べている。
私はついにどこにも行かず、何もせずとも物事を行う能力を手に入れたことに、ワクワクし、興奮し、恐怖を感じています。 ありがとう、DeepBrain。
DeepBrain AI はディープラーニング技術を応用し、AI Studios と AI Human プラットフォームを通じて、超リアルなバーチャルヒューマンを作り出している。これらのバーチャルヒューマンは、同じ外見、声、ジェスチャー、微妙な物腰を持つ、現実の人間のデジタルツインだ。AI Studiosプラットフォームは、ダイナミックなビデオコンテンツを数秒で合成するScript-to-Videoソフトウェアを可能にし、最も速く、最もリアルなAI生成ビデオを生成する。Script-to-Videoエディターにより、ユーザーは簡単にモデルを選択し、スクリプトに基づき何かを言わせることが可能だ。動画は1分ほどで完成する。
これは有名人やプロスポーツ選手、ニュースキャスター、さらには政治家にとって強力なコミュニケーション・マーケティングツールだ。Howie Mandel 氏の前にも同社の AI チームは、プレミアリーグのサッカーのスーパースターのソン・フンミン(孫興慜)氏、アジア各地の複数のニュースキャスター、韓国の大統領ユン・ソギョル(尹錫悦)氏のデジタルツインを作成している。
DeepBrain AI のビジネス開発マネージャー Joe Murphy 氏は、VentureBeat のインタビューの中でAI Howie は質問を投げかけることができる会話モデルであると述べている。同社は(Howie Mandel 氏のような)デジタルツインやデジタルピープル、アバターを作る目的でバーチャルヒューマンの設計と開発を行っている。

Murphy 氏は次のように述べている。
私たちは実在の人物のモデルを作っています。また、完全に合成されたバーチャルヒューマンも作りました。デジタルピープルと呼ばれるものです。アバターは基本的なRoblox タイプのアバターです。しかし、私たちの技術がデジタルツインで活かされるのは、ディープラーニングプロセスを経て、その人の声、物腰、顔、目の動き、唇の動きなどをクローン化した時です。
私たちはその人のユニークさをすべて備えたデジタルツインと呼ぶべきものを作っているのです。私たちの使命は、アジアで培ったこの技術をアメリカに持ち込むことです。
(後半につづく)
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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