Monthly Pitch! スタートアップの扉/今月紹介「注目スタートアップ」4社の顔ぶれ

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本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載

最前線の起業家が集う「スタートアップの扉」、Monthly Pitchがお届けする毎月開催されるピッチ登壇企業から特に注目のスタートアップを毎週ご紹介する「注目のスタートアップの顔ぶれ」。

今月お届けする4社は次の通りです。

「IT御用聞き」モデルが吉、中小企業のDX相談窓口へと進化する「Web幹事
女性のホルモン不調を食から整える、スイーツのD2C「MOON TREATS
スケジュール作成・管理機能が充実、訪問看護・介護向けSaaS「CareMaker
見落としゼロで交通事故を防ぐ、AI運転アシスタント「Pyrenee Drive

また、毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の方はこちらから

「IT御用聞き」モデルが吉、中小企業のDX相談窓口へと進化する「Web幹事」

サービス概要:Web幹事」は、ユーティルの専門家が、クライアントに合ったWeb制作会社を無料でアドバイスするサービスです。特徴は、ユーティルが独自に作成している、制作会社が5,000社以上掲載されているデータベースから比較検討ができる点。専門のアドバイザーと予算や納期などを整理し、最適な制作会社をピックアップし、クライアントと制作会社をマッチング。制作会社各社から出てきた見積書はユーティルの専門家が一緒にチェックし、発注まで寄り添ってくれます。

Monthly Pitch編集部はココに注目:中小企業のITレベルは決して高くありません。社長から「ホームページをリニューアルしたいからよろしく」とだけ言われ、ネットで制作会社を検索しても価格は載っていないし相場も分からない。業者は星の数ほど出てきて困っているけど、相談できる相手もいない。そんな担当者は珍しくありません。そんな担当者を手助けしてくれるのが「Web幹事」です。

Web幹事は、発注する中小企業は無料で利用可能。三味線教室から人材系企業まで幅広い企業に利用されており、高い満足度を得ているそうです。その秘訣は、表に出ていない制作会社の料金表や実績等を一件一件地道にインタビューして構築した、ユーティル独自のデータベース。この情報に基づいて、発注者したいクライアントと制作会社をマッチングすることで、3社に1社以上が実際に発注まで至っているそうです。エリアや予算等を入力するだけで制作会社がレコメンドされるようなアルゴリズムも開発しています。

ユーティルは現在この仕組みを、ホームページ制作だけでなく、動画制作やシステム開発領域にも横展開。DXにおける総合プラットフォームを目指します。

女性のホルモン不調を食から整える、スイーツのD2C「MOON TREATS」

サービス概要:「女性ホルモンの不調を食で整える」をコンセプトに、女性に必要な栄養素が詰まったグルテンフリー&プラントベースのスイーツを届ける「MOON TREATS(ムーントリーツ)」。毛髪検査キットを使って自分に足りない栄養素を把握し、そこから判明した不足栄養素が含まれたスイーツをユーザーに届けます。

Monthly Pitch編集部はココに注目:フェムテックの名称が普及する昨今ですが「フェムテック×食」で活動する会社は多くありません。そんな中MOON TREATSは「女性ホルモンの不調を食で整える」をコンセプトに、生理前に心身の不調を感じている女性、妊婦、授乳中のママ、子供ができてより自身の体や栄養素に気を使うようになった女性たちへ存在感を増しています。当初は自社ECのみで販売していましたが、最近は福利厚生として利用されたり、他社ECや店舗の卸もしているそうです。

今後は食を中心としつつも、食事で取れない栄養素が含まれたサプリにも商材を広げたり、産後うつで悩んでいる女性のメンタルカウンセリングなどへの展開も考えているとのこと。また現在のミネラル量だけが摂取できる毛髪検査キットだけでなく、より詳細なバイタルデータを取得できるツールの導入も計画しているそうです。

スケジュール作成・管理機能が充実、訪問看護・介護向けSaaS「CareMaker」

サービス概要:CareMaker」は、在宅医療・介護に特化したAIによる訪問スケジュール管理クラウドです。訪問ルートや希望条件を考慮し、スケジュールを自動で最適化できるAIを搭載。作成業務に必要な時間削減に加えて、スタッフの移動効率化を通じた稼働率向上までサポートします。

Monthly Pitch編集部はココに注目:近年の高齢化もあって、訪問看護や訪問介護のニーズは高まっています。その際の課題は、移動を伴うスケジュールの調整です。利用者が増えれば増えるほどスケジューリングは大変になりますし、利用者の体調の変化に伴い緊急で訪問しないといけないといった特別な事情が発生することもあります。単純に空いている枠を埋めればいいというわけではなく、ルートや条件を考慮しなければならず、これに現場は非常に苦労しているそうです。また、情報はアナログで非効率に管理されており、朝に作成したシフトが夕方には赤ペンで修正まみれといったことは珍しくありません。

こんな状況で活躍するのが訪問看護・訪問介護向けスケジュール管理クラウド「CareMaker」です。住所情報を元に効率的なルート設計をし、利用者の訪問希望日・条件を踏まえて自動で約10秒ほどで最適なスケジュールの候補を提案してくれます。導入企業からは「作成業務が90%削減された」「緊急事態があってもすぐに日程調整できる」という嬉しい声が寄せられているそうです。

見落としゼロで交通事故を防ぐ、AI運転アシスタント「Pyrenee Drive」

サービス概要:Pyreneeが開発するのは、既存の車に付けられるAIドライバーアシスタント「Pyrenee Drive(ピレニードライブ)」。AIを用いた自動運転技術が組み込まれた、今乗っている車に簡単に付けられる車載デバイスです。この技術を車の制御ではなく、ドライバーに対するインフォメーションや、ドライバーに対するアシストに利用し、交通事故防止に繋げていきます。

Monthly Pitch編集部はココに注目:現在、年間135万人が交通事故によって命を落としており、しかも29歳以下の若者の最大の死亡原因は交通事故となっています。また経済的にも、世界では300兆円、日本だけでも3兆円の損失が発生しているそうです。

自動ブレーキでもこの課題を解決できそうですが、実際に自動ブレーキを搭載している車はまだ日本で3割ほど。世界では9割以上の車には自動ブレーキが搭載されていません。また時速50キロほどになると、事故の回避は難しいそう。Pyrenee Driveは、自動ブレーキよりも幅広いシーンでの事故防止を目指します。

Pyrenee Driveは、走行中の映像を撮影し、それをディープラーニングで画像処理を行い、道路のどこに人や車がいるかを、1台ずつ判定します。その全ての動きを追いかけ、その先どう動くかをリアルタイムで予測。危険が迫っていると判断したら、すぐにドライバー向けにアラートを鳴らします。事故防止以外にも、ドラレコやナビゲーション機能を搭載。ドライバー向けにあらゆる機能を提供します。

また、毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の投資家の方は、こちらから

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