一人暮らしのシニアにとってコンパニオンを目指すロボット「Buddy」

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image via. Buddy

<ピックアップ> Buddy for senior citizens who live alone

65歳以上のシニアの90%が、残された人生の時間をできるだけ自宅で過ごしたいと考えている。北米だけでも、65歳を迎える人は1日に8,000人いるという。なんらか介護などが必要になった場合でも、彼らの80%が自宅にとどまることを希望している。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの調査によると、他者とのインタラクションが減ることによる孤独や孤立によって人の寿命は縮まることがわかっている。

Blue Frog Roboticsのロボット「BUDDY」は、こうしたシニアにとってのコンパニオンロボットを目指して開発された。 BUDDYがいれば、一人暮らしするシニアはコンパニオンに恵まれるだけでなく、直近の予定や薬を飲むようにリマインドしてもらえる。

また、BUDDYは家の様子をモニタリングすることもできる。例えば、家の主人が一人でいるあいだに倒れてしまった場合にそれを発見したり、その他の異常事態を発見して外部に伝えてくれるという。

その他、BUDDYを通じてSkypeやFacetimeを使うなど家族や友人などとやり取りすることが可能だ。

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