イギリスのTom Scott氏が、ドローンとヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)を使って、三人称視点で実際の自動車の運転をしてみる、という変わった実験を行っている。
自動車に乗ったドライバーは、ヘッドマウントディスプレイを装着。このヘッドマウントディスプレイに、自動車の後方上空を飛行するドローンが撮影する映像がリアルタイムに映しだされる。
自分の運転する自動車が映る映像を見ながら運転する。あたかもレースゲームをプレイしているような視点となるというわけだ。
ドライバーは時々障害物に衝突しそうになりながらも、最後には無事コースを走りきることができたようだ。実際の感覚は運転したドライバーにしかわからないことだが、実験の映像を見る限り、徐々に慣れる様子が見られるものの、障害物との距離感など通常の一人称視点での運転とはかなり勝手が違うようだ。
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