日本のソーシャルゲーム企業のGREEは、 東京に拠点をもつゲームデベロッパーでHTML5のエキスパートであるWizcorpに最近出資し、さらにバンクーバーのデベロッパーIUGO Movile Entertainmentへの小額投資を発表した。
この提携により両社はゲーム開発において密接に協力し、IUGO独自の3つの技術 IUGO Games Library、IRender 3D Engine、IUGO Mesh Social Engineを活用していく。IUGOのCEOであるHong-Yee Wong氏は、今回の提携の意義について次のようにコメントしている。
「IUGOが最初にゲームを配信したのは2003年だが、まだまだ始まったばかりだと思っている。というのも、近年モバイル生活によって数多くの機会がもたらされているからだ。モバイルゲームは世界規模で成長しており、 今回の提携によって私達はその最先端を歩ことになる」。
GREEのCEOである田中良和氏は昨日行われたBusiness Insiderのインタビューで、同社がアジアの10企業に出資しており、北米・カナダへの投資を良い機会だとした。「両地域への出資には確実に重点を置いている」と語った。
GREEはサンフランシスコに構えた新しいオフィスとグローバルなゲームプラットフォームを通して北米市場で健闘している。我々がこれまでに見たタイトルは、Zombie JombieとAlien Farmの2つだが、これからもより多くのゲームを期待できそうだ。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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