起業家の世界コンペティションSeedstars Worldが日本に上陸——東京イベントは8月30日、天王洲で開催

Masaru IKEDA by Masaru IKEDA on 2013.8.7

seedstarstokyo_logo世界では多くのテックイベントが開催され、多くの起業家支援プログラムが存在する。イベントやプログラムもまさしく玉石混淆だが、「美味いか不味いか、一度は口にしてみんとわかりまへんやろ…」という大阪人の性分で、まずは自分の目で見てみるよう心がけている。

今年初めて、Seedstars World というスタートアップ・コンペティションが展開されている。全世界20都市を巡り、世界のトップ10スタートアップが表彰されるというプログラムだ。今年3月にモスクワからスタートし、東京のイベントは8月30日、天王洲アイルの Samurai Startup Island で開催される予定だ。

Seedstars World 主催者である Pierre-Alain Masson 氏によれば、このイベントの出場条件や表彰内容は次の通りだ。

<出場条件>

  • ・参加スタートアップは招待制、創業後2年以内で、これまでの累積調達資金が50万ドル(約5,000万円)以下であること。
  • ・MVP(仮説を検証することができる最低限のプロダクト)が存在すること。
  • ・公にプロダクトやサービスが説明できること。
  • ・ピッチや申込書を英語で準備するか、通訳を手配できること。
  • ・分野は問わないが、商業目的であること。(ノンプロフィットではないこと)

<ピッチ>

  • ・最大6分以内で、問題、解決策、操作、ビジネスモデル、財務状況、チームについての説明を含むこと。
  • ・プレゼンターは一人で、プレゼンテーション形式は PowerPoint、ビデオ、ライブデモに限定。
  • ・各都市の審査員は、各都市でベストなスタートアップを選考。
  • ・各都市で選出されたスタートアップは、世界決勝に進む。

<ユーザによる一般投票>

  • ・スタートアップへの一般投票は、SeedStarsWorld.com 内の特設ページで受付。スタートアップから提供される、ピッチビデオ、プレゼンテーション、ウェブサイトなどで判断してもらう。
  • ・全都市のイベントから、一般投票による得票数で上位5位に入ったスタートアップ(各都市の選考スタートアップは除く)は、世界決勝に参加可能。

<決勝>

  • ・各都市で選出されたスタートアップと、一般投票による得票数で上位5位に入ったスタートアップから、審査員が世界ベストのスタートアップを選考。
  • ・選考は審査員の無記名投票により決定され、スタートアップから提供される、ピッチビデオ、プレゼンテーション、ウェブサイトなどで判断してもらう。
  • ・世界決勝で1位、および、2位〜10位のスタートアップには、それぞれ賞が授与される。

Seedstars World のの運営母体になっているのは、ヨーロッパを中心に、世界中の若い(30歳未満)起業家800人以上で構成される組織 Sandbox だ。彼らは年間150件以上もの起業関連イベントを世界25カ国で開催しているが、Seedstars World では、特に潜在力の高いスタートアップを表に出すことを目的としている。

優勝チームは、来年2月にスイスで開催される Sandbox Conference に無料招待されるほか、ヨーロッパのトップ投資家から最大50万ユーロ(約6,500万円)の出資を受けられる可能性がある。

8月30日の東京イベントのアジェンダはこちらから。ピッチ登壇のため、招待を受けるためのスタートアップの申し込みはこちらから。オーディエンスとしての一般申し込みはこちらから。

以下は、Seedstars World のモスクワイベントで優勝した、ロシアのスタートアップ Wayray のインタビューだ。Wayray は、カーナビ情報をバイクの風よけに投影するしくみを開発している。

Masaru IKEDA

Masaru IKEDA

1973年大阪生まれ。インターネット黎明期から、シンクタンクの依頼を受けて、シリコンバレーやアジアでIT企業の調査を開始。各種システム構築、ニッポン放送のラジオ・ネット連動番組の技術アドバイザー、VCのデューデリジェンスに従事。SI、コンサルティング会社などを設立。Startup Digest(東京版)キュレータ。

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