QRコードのデザインサービスを提供するイスラエルの「Visualead」がシリーズA資金調達で160万米ドルを獲得

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Visualead

QRコードとモバイルページのデザインを手掛けるイスラエルのプラットフォームVisualeadは、Kaedan CapitalEntrée Capitalが主導するシリーズA資金調達で、インターネットやデジタルメディアのベンチャーキャピタリストらから160万米ドルを調達したことを発表した。

獲得した資金は、同社の「DIY」プラットフォームを広く普及させるために使用される。さらに資金は、ホワイトラベルソリューションを増やし、また世界各国でIP戦略を進めるためにも利用される予定だ。

Visualead

Visualeadは企業が顧客を引き付けたり、顧客と交流したりできるよう支援することを目的として2012年に設立された。同社は、標準的なQRコードの見た目の約70%を目立たなくする技術を用いて、見た目の悪いQRコードを違和感ないようにすることを目指している。

Visualeadはこの専有技術を使って潜在的な顧客を引き付け、最適なモバイル体験ができるように、どんな企業でも簡単な手順ですぐにQRコードをデザインや広告と一体化させることのできるプラットフォームを開発した。(動画はこちら

Visualeadのプラットフォームは現在、世界中の中小企業20万社によって、オフラインでの販促用に使用されている。1ヶ月3万以上のビジュアルQRコードやモバイルページキャンペーンが生成されている。Visualeadの設立者兼CEOのNevo Alva氏は、同プラットフォームによってキャンペーンの投資収益率を最大400%まで高めることができるとしている。

ヨーロッパ・アメリカ市場からスタートしたVisualeadは、スマートフォンの使用率やQRコードスキャンが急激に増加していることから、アジア市場への舵きりをはかった。対象としているアジア市場には、中国、シンガポール、日本、韓国が含まれている。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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