鎌倉のデザイン会社キサカタの珈琲事業「BookCoffee」がオリジナルブレンドの定期配送サービスを開始

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鎌倉を拠点としているデザイン会社キサカタが、自社の珈琲事業「BookCoffee」として、オリジナルブレンドの定期配送サービスを開始した。定期配送は1人分コースと2人分コースが用意されており、合計で20セットの販売を予定している。

提供するオリジナルブレンドの製造は、北鎌倉の石かわ珈琲と協力して行う。「Fresh」、「Work」、「Relax」の3つのブレンドが用意されており、キサカタ代表の佐藤 斉昭氏は「スペシャルティコーヒーの当年度産の生豆を使用し、個性的な香味を最大限引き出し、新鮮なうちにご提供します」とコメント。

bookcoffee

キサカタは、簡単にネットショップを開設できる「BASE」のiPhoneアプリ、モバイルゲーム開発支援プラットフォーム「Fello」、簡単にフォトタイルが作成できる「niiice」のiPhoneアプリ等、数々のUIデザインを手がけてきたデザイン会社だ。自社で「Split Bill」という美しい割り勘アプリも開発している。地域の事業者とITに強いデザイン会社がコラボすることで、こうしたコマースサービスが開始できることは興味深い。

プロのキュレーションとユーザの好みをミックスさせた豆の定期購入サービス「Canvas Coffee」、単一豆に特化した定期購入サービス「ABC Coffee」、ウェブデザイン会社AQ による「カワクラ」、「カッピングテーブル」など、日本だけでも複数のコーヒー販売サービスがスタートしている。

サードウェーブと呼ばれるコーヒーのムーブメントの流れはコマースにも波及し始めている。実店舗と同様に、豆の種類や雰囲気によってどのサービスが選ばれるかの棲み分けが行われていくのだろうか。

BookCoffee pot

また、珈琲事業「BookCoffee」としては、定期販売以外のサービスも提供予定となっている。アプリから住まいやオフィスの近くのコーヒーショップを選び、ポットのコーヒーを注文できるサービスも、2015年2月に提供予定だという。

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