コラボレーションツールのSlackがスクリーン共有サービスScreenHeroを買収

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コラボレーションツールであるSlackが1月28日、スクリーンシェアリングのScreenheroを買収したと報じられました。

Slackは企業向けのチャットツールです。社内の人と直接やり取りをするためのダイレクトメッセージと、グループで話すためのグループチャンネルの大きく2種類のチャットを利用できます。

また、大きな特徴としては外部サービスとの連携が豊富な点。例えばGoogle DriveやDropbox、そしてTrelloとの連携が可能で、非常に使い勝手が良くなります。

2013年にサンフランシスコで創業、これまでに1800万ドルの資金調達をしています。

一方のScreehHeroはスクリーン共有サービスです。登録後に共有したいユーザーを指定するだけでお互いのスクリーンを共有できます。ただの共有とは違って、お互いがタイプしたりボタンをクリックできたりします。そのため、ペアプログラミング等を可能とさせるツールの1つになっています。他にもボタン1つで音声会話もできる機能を兼ね備えています。

2013年にシリコンバレーで創業され、180万ドルの資金調達に成功。Yコンビネータの2013年冬期プログラミングを卒業しています。

記事によれば、個人向けではなく50人以上で月$444という企業向けサービスとして提供されているのだとか。また、Slackはスクリーン共有と音声通話機能を随時導入していく予定とのことです。

サンフランシスコのスタートアップでは、もはやSlackは定番となっています。ちなみにTHE BRIDGEでも使用しており、リモートワーク主体の私にとっても非常に過ごしやすい仕事環境を提供してくれています。

これからSlackが世界的に企業向けチャットツールのスタンダードになり得るのか、そしてScreenHeroがどのくらいの相乗効果をもたらすのかが注目されそうです。

Via TechCrunch

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